西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

「町並み再生」のシンポジウムより

2011-03-24 09:22:56 | Weblog
「津島の歴史的町並み」(本町筋)についての講演。
地形的な事、低地にある小高い処(自然堤防上の町)と人口的・政略的(鍵型屈折)な狭い道路。
地蔵(結界=入口)とお社(市神社=守護神)の存在。点在する寺院の「間口は狭いが奥行きの深さ」を物語る。
茶室ロード(抹茶文化)の存在は当時のお茶を通じてのふれあいの場があり、街道筋が繁栄した事を物語る。
かように、歴史的に見て「津島の文化は隆盛を極めた」と云うこと。
当時は「出来上がるべくして、出来上がった、最善なまちづくり、才能あふれる設計士が多くいた」と云う事。
津島人はこれを誇りに思うべし。今後も大切に保存すべきと教えてくれました。
当たり前のように「津島町並み」の配列が近代的な観点のみから考え、利便性の追求に走っている自分を恥じる次第、「目からうろこ」の興味ある話。