西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

高齢社会の問題点

2012-03-05 21:24:30 | Weblog

件名2、高齢社会の問題点

(1)、「独居問題」と老人の健康管理と生きがい対策について

「なぜ「独居」が問題なのか?」高齢者対策の課題を見つけ、分析、対策を早急に実践していかねばならないのですが、健康で快適なシルバーライフ、それと共に「生きがい対策」について、行政の見解を求めるモノ。

市は平成24年度予算に「糖尿病予防」をはじめ総合対策として、1313万円計上されたが、医学界においても「生活習慣病」は事前に予防できると指摘されており、早期発見・早期治療に重点が置かれている。国保や介護保険財政の健全化に向けた取り組みは、「保険税が高い」と云った市民の意識を変えるしか方法がない、今度の予算の内に、専任職員の配置と対策委員会の設置等を考えて見えるのか?行政と医療機関そしてなによりも市民の理解を得ること。老人医療費の増大、医療費の上昇を抑制するためには一人一人が健康であることが絶対条件である。そのためにも、行政が先頭に立って、老人の健康管理を始めとする健康増進と「生きがい対策」が重要と考えるが、いかがか。 

(2)、高齢者の就業機会の拡大(シルバー人材センター)について

戦後生まれの高齢者が登場し、高齢者の嗜好やライフスタイルなどが劇的に変化してきている。65歳といっても、平均寿命からみれば、まだ10年・20年の人生が残されている。団塊の世代が高齢者になれば、セカンドライフを積極的に楽しもうという志向がより顕著になってきます。 高齢者全体が増えていくことで、介護が必要な人が増えてくる一方で、元気な高齢者も増えてきます。元気な高齢者が介護の仕事を補佐する、或いは「独居老人の見守り」事業等、社会参加していただくのも高齢者の就業機会の拡大を図る上で重要なことではないか。高齢者向けのレジャー産業や余暇ビジネスも、市場が拡大していくかもしれない訳で、津島市もシルバーセンターの新規のビジネスを掘り起こす意味で、就業の開拓を専門に検討していく委員会を設けてはどうか?当局の見解を求めるモノ。

(3)、無縁仏処理と共同墓地・納骨堂の設置要望について

近年、身内・親類のいない「独居」の増加に伴い、増え続ける「無縁仏」、引き取り拒否問題と同様、社会問題になっている。ここには「孤独死」することの厳しい現実と今後、親類が遺骨の引き取りを拒否された場合の、行政の適切な対応が求められる。

一方、墓地の管理者による、放置された墓地の整理については地方自治体によって手順が定められている。お墓を継承者、縁故者がいないと判断されると、そのお墓は「無縁墓」となってしまいます。核家族化が進んでいるという背景もあり、最近では無縁墓が増えているようです。市営墓地には該当する「無縁墓」はどれくらいあるか。津島市・愛西市共同霊園内の墓地に関して、現況はいたるところで墓石・墓標も無ければ、雑草が生い茂る個所も目立ちます。荒れ放題のお墓の周辺は景観も環境もイイのもではありません。管理者は津島市であります。「埋葬の目途が立っていない」方が市内でもかなりいると伺っており、これからの社会的な状況から、ぜひ公営による「共同墓地」或いは「納骨堂」の建立を検討して頂けないか。「身寄りがいない」・「子どもや縁者に迷惑をかけたくない」、或いは「経済的に不安があるが、供養してほしい」、「墓はあるが、後継ぎがおらず、無縁墓地にしたくない」・「全く親交の無かった親戚の遺骨を引き取る」と云った理由は様々。

市営に墓碑・納骨堂は「宗教的行事」を伴うから、「市の財政状況」から無理であると云う事でなく、以上の理由から、共同の埋葬墓地・納骨堂の設置を要望するモノ。