西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

地域医療を考える市民の集い

2012-03-21 20:17:04 | Weblog

「あま市民病院」にて地域医療を考える市民の集い。あま市民病院の副院長2人が講演、演題は「医療連携」と「医師は不足しているのか」と云うモノ。

(1)、「あま市民病院における地域医療連携について」(赤毛義実氏)では、かかりつけ医を持つことと医療連携の重要性について講演があり、中でも紹介受診・逆紹介受診をグラフを用いての説明にはその重要性を再認識させられました。要は、大きな病院ですと、初診・外来受診の場合、情報不足のため検診から診察結果まで相当の時間がかかるが、紹介受診ですと診療所(かかりつけ医)の診断結果に基づき短時間で診察が可能、ゆえに「かかりつけ医」を身近に持ってください、と云うこと。

(2)、「医師は不足しているのか」(神谷吉宣氏)では「医師としての人格」を取り上げ、医局制度の短所・長所をはじめ大学病院の在り方、医療に対してのモチベーションが欧米とは比較にならないほど低いこと(欧米の臨床研修との比較)、ムダな医師の存在、女医さんの働きやすい環境整備の必要性等等、普段聞けない貴重な話を伺うことが出来ました。

講演の一節、「アメリカではカネ(クスリ)を使わずに病気を治す医者の方が儲かる医療制度?」、それなら、日本でも取り入れたらいいのに。