西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

6月議会、定例会の請願・陳情

2010-06-16 15:17:33 | Weblog
請願;
(1号)、子どもの医療費無料制度の拡充を求める請願ーーー厚生病院委員会
(2号)、細菌性髄膜炎ワクチンの公費による予防接種化の早期実現を求める請願ーーー厚     生病院委員会
(3号)、子宮頸がんがん予防ワクチン接種の公費助成を求める請願ーーー厚生病院委員会

陳情;
(1号)、夫婦別姓を容認する法案に反対する陳情ーーー経済建設委員会
(2号)、「永住外国人への地方参政権付与法に反対」の意見書の提出を求める陳情ーーー
     総務文教委員会
(3号)、子ども手当の廃止を求める陳情ーーー厚生病院委員会
(4号)、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する陳情ーーー経済建設委員会
(5号)、働くものの権利を守り、生活の向上実現を求める陳情ーーー経済建設委員会
(6号)、住民の暮らしを守り、安全・安心の公務・公共サービスの拡充を求める陳情ーー     ー総務文教委員会
(7号)、憲法擁護・核兵器の無い世界を求める陳情ーーー総務文教委員会
(8号)、私立高校生に対する授業料助成の堅持・拡充を求める陳情ーーー総務文教委員会

以上、今議会、委員会に懸けられました請願・陳情であります。

福祉施策は自治体の責任

2010-06-15 18:05:50 | Weblog
「保健・福祉」と云ったことは、当然のことながら各自治体、行政の責任において果たすべき事柄であります。
昨日の私の質問の中にもありました、「高齢者の福祉」をはじめ3月定例会の「生活保護」の問題でもそうでありますが、この財政難の中でこぼれ落ち、貧困と格差の中に埋没してしまう、まさに社会的弱者の切り捨てがなされる危険性があります。
自治体の公的責任は民間への丸投げ、或いは「介護切り捨て、取り上げ」がますます進み、社会的弱者は不安な生活を余儀なくされようとしている訳であります。
もうすぐそこに「保険あって、介護なし」という時代が来ています。

収穫

2010-06-14 17:07:47 | Weblog
本日の定例会での私の一般質問の内、在宅医療と「訪問看護ステーション」の重要性について、見直しを求める質問・要望をいたしました。
「地域医療の問題・取り組みは医療者だけでなく、市民運動として一緒に解決を図る。
まさにその一翼を担う「訪問看護ステーション」の存在も大きく、制度的な問題を含め、見直していきたい。在宅医療の重要性も認識しており、今後、充実を図っていきたい。」と云う答弁がありました。
収穫。大収穫。
これから、抜本的な改革をはじめ市長の英断に期待するものであります。


6月定例会、一般質問;傍聴のお誘い

2010-06-13 11:44:41 | Weblog
13日(月)、14日(火)の両日に一般質問が行われます。
順番から行きますと、私の質問順序は7番目、初日13日の最後、午後4時ごろの予定です。申し訳ありませんが、これが未定で確約できませんが、紛糾でもすればずれ込み、延びる可能性もあります。
是非、時間が許せば、傍聴にお出かけください。

6月定例会、一般質問内容、Ⅱ

2010-06-11 13:41:04 | Weblog
2、高齢者の社会参加と生きがいづくり
施設入所者の大半は、そこに「生きがい」をもって生活し社会参加しているかと云えば、答えは「ノー」であり、希望をもって活動出来ていないのが実態ではないかと思う訳であります。
それでは高齢者が生きがいをもって社会参加するきっかけは何でしょうか。
「友人」・「サークル」等の一緒に活動できる仲間がいて、近所に活動できる場所があること、そして活動を行うための受け皿と活動のための情報提供が行われ、活動への参加が自由であることなどが挙げられております。
高齢者は何を望んでいるのか、また高齢者の社会参加のきっかけづくりを支援するには行政はどう云った対策を講じて見えますか。

(1)、独居老人対策
近年、急速に進む少子高齢化社会の中、独居老人(1人暮らしをしている高齢者)の割合も急速に増え、さまざまな問題、例えば「孤独死」・「独居死」と云った問題や病気・経済苦と云った問題まで、それは人が人間らしく生きがいをもつと云う「人権」の考えが基本であるからであります。
独居老人になるのが悪いわけでもありませんし、1人暮らしを希望する方も見える訳で、それを否定し、マイナスのイメージで片づけるのもおかしな話であります。
当市における独居世帯数と環境への適応能力低下が招く孤独な状況把握はどこまで進んでいるか、お聞かせ下さい。
安否確認や日常生活における心身の相談等どのような対策がとられていますか。
今までは社会全体が独居老人をなくす方向で問題解決を図ってきましたが、これからはなくす方向ではなく、独居老人でも人間らしく生き生きと暮らしていける社会へと方向転換すべき時ではないか、このように考える訳であります。

(2)、「老人クラブ」の充実について
60歳以上を「老人」という言葉でくくりつけることに抵抗があるようで、昨年来、当市では愛称を「つしま生きがいクラブ」と定め、高齢者の仲間同士がクラブ活動を通じて「老後の幸せと暮らしを豊かに」をテーマに、助け合い精神の下、ともに知識と経験を活かし、社会の一員としてその役割を果たすべく、頑張って見える訳であります。
しかしながら、近年、高齢者の増加に反比例するかのように、クラブ数・会員数とも減少傾向にあります。この閉塞感を抜け出すべく、加入促進を図っているのですが進んでいないのが現状であります。何が原因であるのか、「老人クラブ」の問題点・課題はどこにあるのか、行政はこのような状況を把握されておりますか。
即ち、
1、 高齢者が何を望んでいるのか、ニーズを把握されているのか。
2、 気軽に参加できる機会、組織・施設が地域に整備されているのか。
3、 自由に参加できるような組織が開放的であるのか。
4、 社会参加活動による仲間の輪の広がり、新しい人間関係が生まれる機会づくりとなる交流事業が活発であるのか。
5、 高齢者の多様な能力の発掘と活用に取り組んでいるのか。
高齢者のパワーを引き出す組織づくりをしているのか。

これを踏まえ、「生き生きクラブ」を魅力あるものにするため、あくまで高齢者が単なるサービスの受け手としてではなく、社会を支える担い手として積極的な役割を果たしていくため、少しでも行政側にも協力をお願いするものであります。


6月定例会、一般質問内容

2010-06-10 18:08:25 | Weblog
1、在宅介護・医療の問題点
(Ⅰ)、老老介護の実態について
今、日本の高齢者は年々増加し、65歳以上高齢者は2190万人、総人口比率17.3%となっており、5.8人に1人が高齢者となり、過去最高を記録しております。
わが市においても、人口66、686人中、65歳以上人口は14、807人、高齢化率22.2%、世帯数25、290世帯の内65歳以上のいる世帯10、426世帯、半分に迫る世帯数となっております。

「高齢者が増える」と云う事は「介護」が必要になる人も増えると云う事であり、現実に高齢者が高齢者を介護すると云う「老老介護」に直面している人も多く、最大の問題点は介護する側の負担があまりにも大きい事であります。
こうした高齢化の進行は家族をはじめ地域の介護力の低下を招き、高齢者を取り巻く環境は一段と厳しさを増している訳であります。
市のおける介護リスクの高い在宅の一人暮らし、夫婦二人暮らし高齢者の実態と介護保険の給付対象者となる要介護認定者数(要支援も含めて)も現在(平成22年3月末)の2.433人から数年後にはどれ程の増加と高齢者の何%に当たるのか、予測されている数字はいか程か、お示しください。
加えて、施設介護サービス受給者数の伸びもどのように予測されてみえるのか、
今後、在宅高齢者の施設介護サービスに対する利用ニーズは高くなると思われますが、市内のこう云った施設のベッド数は基準の範囲で満たされているのか、
聞くところによりますと、「希望した施設の入所には、何百人待ちだ」と云った声も聞かれます。
将来、介護が必要になり、1人でも住み慣れた地域で、安心して暮らせる福祉サービスを提供できる施策を進めて見えますが、こう云ったサービスの提供が定着し、老後の不安を解消するまでには至っているとは思えません。

本市の財政状況からは、高齢者に対する公的サービスには限りがあり、そのためにも、市民の理解と総意の基づく協働を進め、地域に潜在している人的資源を活用し、限りあるサービス財源の効率化を高めていく必要もあります。
今後は地域ボランティア・民生委員等を中心に、行政がもちえない地域福祉情報の収集と社会福祉協議会等が中心となって築き上げたネットワークを活かして、「地域の課題」として取り組む必要があると考えます。
見解を求めるものであります。


(Ⅱ)、家族介護者への支援について
家族介護の負担が増すにつれ、それに伴って増加する介護殺人事件、介護疲れによる心中事件、家族による虐待等の背景にはその家族の孤立や貧困があり、支援策の必要性が指摘されております。
介護する人、(介護者)の現状把握と適切な支援の実現、そのための政策化を目標に掲げ、ネットワークを立ち上げ、(介護者の権利擁護と支援のための)法整備の根拠となる法案も独自に用意され、具体的には介護者の生活プラン作成や相談事業を行う「介護者支援センター」の設立・整備を当市にも求めるものでありますが、現状はいかがなものか。
実態調査のほか、介護者手当の支給や就業機会の提供と云った支援策まで検討していただき、介護する家族(ケアする人)の負担軽減を図り、幅広い人たちの参加を求めるものであります。

(Ⅲ)、訪問看護ステーションについて
介護の人材を確保し、定着させるには、家族介護のほかに訪問介護労働者の存在が大きい訳であります。現在、老人保健法・健康保険法、介護保険法に基づき、「訪問看護ステーション」があり、医師の指示により、保健師、看護師などが自宅まで訪問、療養上の世話や医療的処置・管理等をすることにより、安心して在宅療養が出来るようお手伝いいただいております。
しかしながら、24時間365日のケアであることや(介護ヘルパーと混同する)市民の理解・認識不足の前に、劣悪な条件のもとでは次の介護労働者が育たないと云ったことや行政サービスの質の低下が懸念されておりますが、実際はどう解釈されてみえますか。医療的処置は時として危険を伴い、終末医療には人として「ボランティア的な見取り」も精神的・肉体的対応も余儀なくされ、その軽減策も必要であります。

在宅医療は病院に入院、施設に入所せずに社会・家族から隔離されることなく、医療的支援を受け、自分らしく生活するための選択肢であります。
ご承知の通り、人は病気を治すために生きているのではありません。
病気であっても、家族・地域の中で生活できることが大事であり、我々もこう云った人・家族を思いやることが大事なことではないでしょうか。


家内の病気から学んだこと、Ⅲ

2010-06-08 21:04:36 | Weblog
(4)、やはり最も大事なことで、忘れがちなこと。
何気ない日々の大切さ。
今は全てに「感謝」です。
今は「素直」に、常に「前向き」に、生きると云うこと。
大きな犠牲を払って、身をもって教えてくれた、妻に「感謝」。
奇跡的な復活を遂げる事の出来た体力、素晴らしい治癒力。
もちろん、「健康」であることの有難味を忘れてはいけません。
この度の一般質問は「介護」・「老人(高齢者)」をテーマにぶつけます。
原稿作りに追われています。

6月定例会、一般質問趣旨

2010-06-07 22:22:12 | Weblog
(1)、在宅介護の問題点
    Ⅰ、老老介護の実態について
    Ⅱ、家族介護者への支援について
    Ⅲ、訪問看護ステーションについて
(2)、高齢者の社会参加と生きがいづくり
    Ⅰ、独居老人対策について
    Ⅱ、「生き生きクラブ」の充実について

順番は7番目の質問者であります。
是非、傍聴にお出かけください。

家内の病気から学んだこと、Ⅱ

2010-06-06 16:47:36 | Weblog
(2)、支えてくれる家族の絆
自分が悲しみ、苦しんで居る時、一緒になって苦しみ、理解してもらえるのが家族であると信じています。この社会の中で、やはり最大の理解者は家族であり、今はこの基本的な人間関係が崩壊しようとしている。もはや、お金の力で結びついているのか、さびしくなります。せめて母親は家族にとって太陽であり、いつまでも輝いていてほしいものです。

(3)、自然治癒力を高める努力
病気は必ず治るものであり、障害が残ったら、すぐにリハビリ・トレーニングを始める事。悩んでいたって解決しない。家内は不死身のごとく、復活しました。

6月議会、定例会の予定

2010-06-04 16:01:51 | Weblog
6月7日 (月);本会議、開会
         市長大綱説明他
6月14日(月);一般質問
  15日(火);一般質問
  16日~18日;各常任委員会
6月29日(火);本会議、閉会

尚、私の一般質問は6月15日(火)の午後を予定しております。
是非、議会傍聴にお出かけください。