こぼれ絵日記

とりあえず楽しく過ごしたい

友達とは

2013-12-18 23:56:00 | 仕事の話
うちの大学生バイトのA子さん。

半年前ボクがこの店に転勤してすぐに採用した子。

仕事は真面目に頑張ってくれてて、見た目はしっかりしてる感じやけど、蓋を開けると天然というかアホな子。



んで休憩中に、ちょっとした話から


A子「私、友達いてないんです」

と、友達についての話になって


ボク『大学の友達は?』

「しゃべる子はいてるんですけど、お昼ご飯とか1人で食べてますもん」

『それはサブいな。みんなで食べたらええやん』

「えー、1人の方が気つかえへんから楽ですし」

『まあ、分からんこともないけど』

「だから友達は東京に引っ越した子と店長しかいてないんです」



ああ、そうなんや…



『は!?』



『ボク、友達なん?』

「はい(笑)」

『いやいや、おかしくない?』

「おかしいですか?」

『うん』

「まあ、おかしいかもしれないですよね」

『うん、おかしいよね』

「10歳以上離れてる友達とか、おかしいですよね」



『そこ!?』


いや歳の差とかじゃなくて、店長とバイトっていう立場があるんでないのか? 

ああ、やっぱりこの子はアホなんやね。




と思いながらも実は嬉しい言葉でもある。




この店はバイトが2人しかいてなくて、この先も採用する予定がない。採用したとしても、あと1人くらい。

ボクの中のバイトの醍醐味の1つとして、友達が出来て楽しく働くこと。時にはプライベートで皆集まって遊んだり。

ただ、この店ではその経験は出来ひん。バイトがいてないから。


ってことで、

店長・バイトの垣根を越えてボクが友達になりましょう!作戦を密かに実行してた。


だもんで、「友達」やというアホみたいなA子さんの言葉がすごい嬉しかった。


さすがにタメ口で話されると腹立つけど。