年末なんでね、これで最後にしたいと思います。
そして来年には清々しい気持ちでモノレールに乗りたいと思います。
それでは、過去の
モノレールの正しい並び方をご覧ください。
相変わらず2列のところを1列で並んでたもんで、当たり前のように先頭の人の横に並んで待ってたんですよ。
そしたらボクの斜め後ろのサラリーマンがじっとこっちを見てるんです。
「こいつ、ひょこっと前に並びよって、順番抜かすんちゃうやろうな?」的な視線で。
ええ。もちろん抜かしますよ。
あ、いやいや。
抜かすんじゃなくて、ボクもちゃんと並んでますからね。
そしてモノレールが到着しかけた時、サラリーマンがちょっとボクの前に割り込んできてボクを先に乗させまいとガードするんです。
けど、そんなん関係あらへん!ゴール下を征するものは試合を征するですよ。
ちゃんと並んでたんやから1つ斜め後ろのサラリーマンに先に乗られるのは腹立たしいことです。
ってことで、サッとサラリーマンの前に行き、乗り込もうとした・・・その時!!
「皆ちゃんと並んでいるだろう!」
と、言うてきたんです。
いや、実は音楽聞いてたんで全く何も聞こえなかったんですが、そのサラリーマンは後ろの並んでる人達を指さしてクレーマーの顔つきでボクに何か言うてきたんで、たぶんきっと
「皆ちゃんと並んでいるだろう!なぜ君はちゃんと並ばないんだ!」
と、言うてきたんやと思います。
そのサラリーマンにしてみれば、後ろに並んでる人のために俺がちゃんと言うたげてる、いわば正義の味方ですよ。
「皆ちゃんと並んでういるだろう!君もちゃんと後ろに並びたまえよ!常識だろ!」
と、正義の味方が悪を成敗する瞬間ですよ。
けどね、ボクにも正義はありますよ。
ボクからすれば正義のボクに言うてくるお前なんて正義の仮面をつけた悪ですよ怪人ですよ。
「正義ってなんなんだ!?」という疑問に悩まされた時もありました。
「正義を貫くことが本当に正義なのか!?」と自問自答した日々もありました。
ただ、言われっぱなしは腹立つんで、モノレールが到着して罵声を浴びせられてから中に乗り込むわずか3秒ほどの間に、ビシッと何か言い返したかったんですが、考える時間もなかったもんでサラリーマンに向かって思わず口から出たのが
「二列!!」
という言葉と、怒りながらのピースサイン。