いわさきあきらの音人的生活

京都のキーボーディスト岩崎明のブログです。音楽の知識、機材の紹介、日記など。

おもいでメモ「YAMAHA CS10」

2009年06月19日 | 思い出のシンセ・機材 ~シンセ編~
 これが、私が一番最初に使ったシンセ。

 YAMAHA CS10

 オシレーター(発信器)がひとつ、ということは
 音が1音しかならない。

 メモリーもできないので、図にしてつまみの位置を書いてました。


 その頃のシンセはほとんど1音しかでなかったので、
 リード、ベース、あるいは、効果音的な使い方しかできなかった。

 構成は、今でも人気のあるミニ・モーグを基本的にマネしていて、
 VCO(オシレーター)→VCF(フィルター)→VCA(アンプ)という、
 一般ピーポーには、なんのこっちゃわからないでしょうが、
 今のシンセにもつながる基本的な音作りの構成になってました。

 ミニ・モーグは当時で50万円以上、CS10は8万円台と、
 値段の差はもちろんあって、音は薄っぺらい。

 その後、時代はデジタルへと移って、
 このシンセもほとんどゴミのような価値になっていたんですが、
 テクノ系からアナログ・ブームになって、
 また人気が出てきました。

 その時にヤフオクで売ったんですが、
 落札価格が2万円ぐらいでした。
 一時は、1000円以下になっていたので、破格ですね。


 エフェクターはもちろんついてないので、
 今なら、マルチエフェクターをアウトの途中に入れて、
 リバーブ、コーラス、ディレイなどをかけると雰囲気が出ると思います。
(私は当時、コンパクトエフェクターのアナログ・ディレイを使ってました)


 シンセサイザーの基本の基本を勉強するのには、最適な機種だと思います。


※なんと今でもヤマハのホームページに載ってました ↓

http://yamaha.jp/product/music-production/synthesizers/cs10



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