アインシュタインといえば、
ほとんどの人が名前ぐらいは聞いたことがあるでしょう。
長い白髪にヒゲ、という、典型的なは「博士」のイメージですが、
実は、「博士」のイメージがこの人を元にしているのだと思います。
それくらいの大物理学者で、
「相対性理論」
という画期的な物理学の理論を考えた人です。
私は、バリバリ文系なので、数式などの細かいことはよくわかりませんが、
とにかく、カッコいい、ってことです。
何がカッコイイかというと、発想がカッコイイ。
人が「そんなバカな!」っていうことを考えつく。
音楽でも絵でも物理学でも数学でも、
それをやっちゃた人はカッコいい。
「問題はそれを作り出したのと同じレベルでは解決できない」
というのは、私の好きなアインシュタインの言葉ですが、
まさにレベルを一段超えたところからの発想をした人です。
人の動いている速さやいる場所によって、時間の進み方が違います。
これは、今の人でも、なかなか受け入れにくいことでしょう。
常識を超えた発想。
音楽にしても、エネルギー問題にしても、政治にしても、経済にしても、
今それが、最も求められる時代になっています。
そんなアインシュタインの趣味はバイオリンで、
特にモーツァルトがお気に入りだったそうです。
「ベートーベンは一人の天才が作り上げた曲だが、
モーツァルトの曲は、宇宙のどこかにあるものを、そのまま、とってきたように思える」
というようなアインシュタインの言葉があります。
モーツァルトを演奏したことのある人なら納得できると思うのですが、どうでしょう?
単純なスケールやアルペジオが積み木のように組み上げられ、
それなのに、限りなくポップで、深く、エネルギーにあふれる曲になっている。
これも、まさに常人の発想ではないですよね。
(音楽とアインシュタイン その2へ続く)