古一のブログ@カイロプラクターの日常

日々の症例や健康についてのコラム、ストレッチなどを書いていこうと思います。是非ご覧ください。

パッシブケアとアクティブケア

2011年02月06日 | カイロプラクティック
パッシブケア (受動的ケア、つまりカイロプラクターなどに任せるケア)
アクティブケア(能動的ケア、つまり自分で行うケア)

昨日、新患さんにずっと通わないといけないですか?と質問されました。

カイロプラクティックでは、患者さんにあった施術を行いますが、ずっと同じ間隔で来院させる訳ではありません。
最初のうちは、身体が今までの状態をいい状態と勘違いしているために、自ら前の状態に戻っていくことによる、カイロ治療における反応(効果)の持続時間が短いことと、患者さん自身の癖で戻すばあいもあり、慢性的な方の場合はこのようなことから、効果がある程度持続している間に、次の施術を行って、施術後の状態をいい状態なのだと身体に教えてあげる必要があるのです。

確かに急性の場合とかなら、短期間の改善は認めますし、慢性的な場合であっても個人差で、ある程度、短期間の改善も見込めます。ですが、慢性的な場合における症状の短期間、かつ、少ない回数となると、身体に教え込むことができないため、ある程度の回数は必要になると思います。

症状の改善傾向にともない、パッシブケアの割合は徐々に減り、アクティブケアの必要性がまします。アクティブケアにはストレッチなどが含まれ、アクティブケアを行うことにより、効果的に、いい状態を維持できるようにすることができます。また、このときに行うストレッチなどは状態維持だけでなく、再発防止、悪化防止の効果もあるため、非常に重要と言えます。
例えば最初に知覚のマヒがある場合は短期目標として、シビレ、もしくは痛みに変わる頃に少しずつ離していき(週2回)、その後週2回で効果が持続できていればそのまま、次に痛みが消失でさらに離します。(週1回)これで終わりではないのは間隔的にまだ週2だからで、例えば5日は持つけどそれ以降からまだ痛みがでるといった場合もあるからです。その後は2週間に1回、1ヶ月に1回、3ヶ月に1回などとメンテナンスケアに移行していきます。

このメンテナンスケアは再発の予防のケアととらえていただけるといいと思います。メンテナンスを受けている間も、日々のアクティブケアを行うことで、よりよい予防につながると思います。

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