♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

罪と罰

2006-03-16 | 日々の出来事 (・ー・)/~~
「白夜行」が来週最終回なんですよ。
1話を見てからなんとなく、忘れた時以外は録画して見続けていたドラマ。
今日はオンタイムで見れました。

毎回思うことだけど、今日は最終話の一つ前ってこともあるんだろう、なんだかすごく衝撃が強くて・・・今も書き始めては見たものの何書いていいかも分かんないや。
フィクションとはいえ、人が殺されすぎである・・・。人の死があっさりと淡々と当たり前のように書かれすぎていて怖い・・・。
生きるために、愛する人を守るために都合の悪い人物を消していく主人公二人の罪と、そういう人生を歩ませてしまった親の罪と、捕まえてその罪を浄化させてやることができない刑事の罪と、罪を背負って苦しんでいることに気付いてあげられない周囲の人たちの罪。いくつもの罪が交錯してこのドラマができている。刑法とは関係のない罪でも何らかの形で絡まっていて何が真実なのかを分からなくしている。「罪を犯すこと」が主人公にとっての正義になっていて正当化される。どれもこれも正しいようで全部間違っているようにも見えてきて、誰にも感情移入できないのにどの人の気持ちも伝わるような・・・。この話、こわい。東野さん、さすがあの分厚い原作なだけあるよ。人のダークサイドを刺激するような感じです。抑圧は良くないよ。この話を見て「二人が本当に愛しあっていることを感じます」とか言いたくないな、私は。好きな人を守りたいなら、まずは自分の心の健康が大切じゃない。ひねくれてるかもしれないけれど、守りあうのと傷を舐めあうのとは別物でしょう。それも保てないくらい歪んだ白夜行の世界は見てて痛いです。ハッピーエンドはもう絶対期待できないけどきっと来週も見るんだろうな。で、暗くなるのかな。

唯一、このドラマでおぉって思ったのは山田孝之の演技。別に全然ひいきしてない俳優さんだけど表情の変え方がうまいなーって今日なんか思った。中盤の頃の場面ではもう人間じゃない光を失った目をしていたんだけど、今日の場面で全てを諦めて寄りかかれる相手の近くにいるって時、ものすごい穏やか~な表情をしていて、「実はこの人うまいかも」って思った。こんなことに気付くことめったにないんだけどねぇ。やっぱり人生は表情に出るものか。

見てない人には全く訳わかんないネタですみませんです。だらだら長いわりに結局なに言いたいんだか。。。ただグチャグチャな気分になったので書き殴ってしまいました・・・。
はぁ、もっと心穏やかな話を見たいモンです。最近、「狂っちゃう」系の話が世の中にたくさんあってイヤになっちゃいます。いい映画が見たいよぅ。。。


ちなみに私の最近の罪は朝起きないことみたいで家族からお咎めを受けてます。「反省しなさいよ!」と怒られて毎回反省はするんだよ。朝早く起きれば1日長いし早く起きてやると毎晩思うんだけどさ。朝になるとどうしても愛する睡眠時間を守るため罪を犯してしまう・・・。「何かあるときだけ起きるんだから!」とも良く言われますが、そりゃ何かあれば起きるよ。だって今春休みだもん。。。何もないんだもん。楽しいことがあるならいくら早朝だって起きられるよ。
太陽の下を堂々と歩くためにも、やっぱりこの罪晴らして朝起きなきゃダヨね