南冥遥か

100周年事業の一環として今年は盛大に行われたコンサートでした。（どこもかしこも100周年だなぁ…）
私が中２のときに始まったNew York Symphonic Ensembleとのジョイントコンサートの第9回目（もう!?）で、NYSEの単独演奏、合唱、合同オケなどの催しが成される毎年恒例イベント。今年は一般公開されてたようです。
入場には整理券が必要なのに、私と友人は何も持たずに討ち入り！知らない先生ばかりであえなく討伐され、それでも諦めきれず開演時間まで粘っていたら、特別入れてもらいました！しかもいい席

単独演奏のバーバーから始まった演奏会は、昨年の飲酒運転事故で犠牲になった生徒さんとこの学校創立に携わった人々への追悼の意を込めた演奏。
モーツァルトのレクイエム、アヴェヴェルムコルプスの合唱とともにスクリーンに写された学校の風景の数々、そして犠牲になった生徒さんの写真。音楽のよさも相まって思わずうるっと。全く知らない後輩だけど、自分も経験したイベントの中で起きた事故。悲しいことです。
その後はモーツァルトの40番、合同オケでフィンランディア、合唱が2曲とマイスタージンガーってプログラムでした。
親的な目で見れば、オケも昔より成長したようですね。客観的にはまぁ、NYESにうまく隠されてましたがね。でもバストップとかコンマスサイドの子とかとっても楽しそうに弾いてて、やっぱそれが一番ですよ☆頑張ってくれたまえ。

4年ぶりに校歌を歌いながら、
ここで、ああしてたくさんの拍手を受けたことをずっと忘れないで
本当にすごい体験をしてるんだって自覚を持って
でも今いるところだけが世界の全てじゃないんだってことを早く知れるよう
後輩たちには今後とも成長を続けて欲しい・・・
と、彼らにとっては見知らぬ人である某先輩は思ったのでありました。
自分ももっと自覚を持って学校に通ってれば良かったって思うもん。

1年前に卒業した後輩が、
「色々変わって卒業した学校だと思えない」
って言ってたけど、そんな事言ったら我々浦島太郎ですからー！
ほんと全く違う学校みたいです。寂しいなぁ。帰る場所がなくなったら。

でも懐かしい場面にも出くわしました。
NYESの憧れのコンマス様クリストフ。シルバーヘアーが増えたけど、相変わらずかっこよかった☆
入り口では中1の時の担任O形先生と再会。あの頃、自称25歳だったのに「先生も63歳になっちゃったのよぉ！」って（笑）それでもパワフルな若々しさは健在。
それから、職員になったらしい小学校の時の校長先生にも会った。思い切って話しかけたら覚えててくれて、大きくなったねって。まぁね。10年ぶりですから。
あとは3,4年ぶり再会の我らが部長Ｍ野先輩は昔と変わらず紳士的な心遣いでいい人だったし、退職なさった因縁（？）の数学教師とも会った。「たっくん」とか可愛らしく呼んでた当時中１の少年がファンキーな高校生になってたり驚きもあり。
現役生に至っては・・・ほとんど見知らぬ顔で。さみしいもんだわ。。。


でも内輪ではあるものの良い演奏会だったよ。
校長先生も大変ご満悦のご様子。
外見だけではなく中身も一層充実した学校となっていくことを願います！
あー聞いたらオケやりたくなっちゃった～♪