♪楽・楽・楽♪

楽しいことに囲まれて、頑張りすぎず楽に考える、そしていつでも音楽の流れる人生を・・・

ほ・ほ・ほ・・・

2008-07-06 | 好きなもの色々・・・U・ェ・U
かえりみちに

ほたるを見ました。





「ほたるぅぅぅ」

っていう富良野的なものではなく。



蛍です


生まれて初めて見たんです。

23年と6か月ちょい生きてて初めて。

泣きそうです。ちょっとだけ。

夢オチじゃないです。今回ばかりは。



ホタルは、本当に、ぼうっと光っては消え、光っては消えして浮かんでいて

たしかにずっと見ていると吸い込まれて、こっちこい言われてるようで

夢遊病者みたく、森の奥に連れられて行きそうでした。


ほ、ほ、ほーたる来いの歌。
連れて行かれているのはホタルなのか人間なのか。

こっちの水である現実は苦いから
あっちの水の甘い甘い世界に行ってしまおうか

そんな疲れた人間のメッセージだったり




・・・しないか。

こんなこと思いついてしまった自分が一番甘い水を必要としてます(笑)


ちなみにホタルに惑わされてふらふらしていた友人2人に向かって

「ホタルの光に吸い込まれてどこかへ行ってしまいたいヨ・・・」

と、切なげに呟こうと思ったら



カミカミで



「ホテルの光」と言っちゃったことは、内緒です。

危ない子すぎます


仙台市内の某公園でしたが

街灯もなく真っ暗で、池があり、虫が鳴いてて

日中のその公園も大好きだけど

夜の公園はまた良い感じで

湿っぽくてぬる~い初夏の夜に彩りを添えていました。

写真もトライしたけど

あとで見たら

黒い背景の真ん中にゴミみたいにうつってました。

悲しすぎるから

これは心のシャッターで撮影して、しまっておきます。

はずかしいやつ。。。



あぁホタルって本当に光るんだ。

あの儚げな光の吸引力は、とんでもないです。

幼虫は見たことあるけど

成虫は映画やアニメや本や、せいぜいペットショップでしか見たことなかった。

わし東北の、ステェ(シティ)ガールだべさ。


もう今年の夏のいのちは、7月も2週目を迎える今

絶えてしまうのかもしれません。

「幻惑」とでも言うべき幻想的な風景がまだ街中に再現できる喜びと

当たり前だったホタルの飛び交う風景が数少なくなっている悲しみを

駅前に無数に並べられた眩しすぎる人工的な蛍の光を見て感じたのでした。



7月7日は「クール・アースデー」だそうですね。
サミットに向けた地球温暖化を考えようの日。
研究室メールでまわってきたものですが
20~22時の時間帯、家庭や職場の電気を消して
エネルギー消費を一斉に落とし、七夕ライトダウンをやるそうです。
だから月曜日はできれば20時までに業務終了してね、だって。

忙しい日本人にできるのかしら。
そして本気ならもっと周知すべきだよね。

☆Japanese Star Festival☆
毎年、雨の日が多いけれど
本気で街の光が全部消えたら、
星はどれだけ見えるんでしょうか。
ホタルの光がどれだけ明るく見えるんでしょうか。


今週はじめて心に灯がともされた出来事(ノンフィクションだってば!)でした
夏だなぁ・・・。