詰めに詰めて大詰めです・°
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ひきつづき黄金の間へ. .・
読みやすくアップ・°
サンスーシの名は
フランス語で"憂いなし"を
意味する言葉なんですって、
訳すと " 無憂宮 " だそうなの。
どうでしょう. .。+ °
白い壁・大鏡・金の台座に飾られた
38点の赤く艶めくグラスたち、
なにもかもが輝かしくて...
空間まるごと宝石箱の中. .。+ °
では色ガラスの展示コーナー巡りへ. .・
カメオ風の人物画や花で
絵付けがほどこされている
ボヘミアングリーンの器たち...
緑ガラス&エナメル彩+金彩をどうぞ・°
緑といえば・・・
森や草原、
植物と結びつく
色イメージに乗って...
爽やかな葉の香りも呼ばれるよう・°
ライトの影響もあってか、
鮮やかさに翳り差して
緑色が深いわ。
伏し目で
思いごとをするような
横顔のポートレート...ふと...私も、
小曲グリーンスリーブスを思いだす
歌詞は思いごととは違っているけれど、
とりとめもない思いや考えを
旋律にしたようなのよ。
緑ガラスの表面を
まんべんなく覆う蔓草や、
エナメル彩で描かれたカメオ風絵付け。
・・・綺麗だな
心から
それしか思えなくなるほど、
余念なく完全無欠な仕上がりなのです。
カメオ模様その1・・・ナナメ格子縞。
その2・・・寄せ植えのお花。
摩りへった金縁も経年の証。
細みの花瓶に女の子のポートレート。
赤ずきん...童話の一場面?
カップの上下とも、
ひらきかけている花びらを
形にしたみたいなのでしょう・°
透きとほる緑が軽やかなお足元・°
ややピンボケながら正面より全体像。
つづきまして青ガラス. .。+ °
透明の地ガラスに、
コバルト調合の青ガラスを
被せたキリコのデカンタらしき。
木の花やらか草花やらか、
五辨の花と見うければ
梅よと思わさらる...
はらはら光る露の玉もよし
上の2点には、
江戸切子の和テイストを
感じずにはいられないのでした。
その壺の蓋部分・°
淡い青の香水瓶。
キャップのデザインが、
近世よりも現代のデザインぽいわ。
上の3点より青みが明るいゴブレット。
金属部品とフュージョンしたようよね。
このなかでは一風変わっていますし、
珍しく男性的なフォルム。
鳥が一羽、止まっていました・°
お足元は、
雪の結晶風ですけれど
地に根差しそうな逞しさ**
. 。 ・ . 。 ・ . 。 ・
一口に緑や青といっても、
ライトの照らし方や金属添加物の
調合量によって濃淡や透明度合いが
変わり色のグラデーションが楽しめました・°
ギヤマン◇ry...
我ながら長かったですが、
次のNo20でおひらきとなります・°
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