ギヤマンMus...No20
ハウステンボス記はまだ少しつづきますが、
ミュージアムのガラス観賞◇ryは...
これにてピリオド. .・
*-*-*-*-*
どれくらいの時が経過していたでしょう、
きっと誰でも好きな世界に没入すれば...
時間を忘れる。
それは現を抜かすこと。
現を抜かしている間というのは、
心が別世界時間へワープしてるの...きっと. .・
もともと、
工芸品や細工物などを
観るのが好きな癖も手伝い...
テンボスで過ごした時の多くが、
ここ、ギヤマンミュージアム最長となる。
おおまかに括るとガラスは砂からできる。
自然から恵まれた物質それを
人は手ずから頭から...
想像し細工し形を与えて創りだしてゆく、
かくも煌めく精美な芸術にまで高めて。
地球の物質と人間の技工...
結局のところ、
その結びつきの素晴らしさに
わたしは感動したいのかもしれない。
・・・いつまでも。
胴から裾にかけて
プリーツ型のカットが
ふわり広がっていくボトル・°
辺りに散った輝きを
ガラスの上へ集めたようよ、
キザキザとした厚く深い彫り...
カットグラスの骨頂でしょうか。
すべての幾何学的文様の基本の基、
そんな正統さを感じられた揃いの器・°
ステムにもキザキザ。
お足元に広がる放射状カットが、
ガラス玉ノップのなか丸まって映ってる・°
ラスター彩ともいうの。
表面に金属液を薄ぅく薄ぅく
コーティングして焼きあげますと、
メタルチック七色に光るという技ガラス。
(骨董市の写真より)
もとは陶芸の技を応用したのですね。
華麗です、ラスター彩キャンドルホルダー。
ツララのようなガラスプリズムに浮かぶ、
純ガラスにはないスペシャルな光沢を・・・
どうぞご覧くださいませ・°
・・・この色、艶、そう光沢。
こちらのプリズムは先っぽが矢のようよ
ホルダー部分
つなぎ目の鎖と飾りドロップそして、
2点ともに斜めより全体像。
金彩&色ガラス"赤"の展示台へ。
金赤・銅赤それぞれに魅せられました・°
赤...その発色は金にしろ銅にしろ、
ガラスに出せるまで苦心を重ねたといいます。
宝石にも遜色ない赤ガラスの輝きを...
お目にかけてくださいませ・°
純粋に色とフォルムが際立つゴブレット
馬の親子が駈けるよ...グラヴュール彫り・°
金彩コンポートその1
物恐ろしげな妖しさ。
地獄に咲くという紅蓮華は、
もしかしたらこのような姿では...
それを観るのは想像上だけで充分なのです★
蕊の中心部
コンポートその2
こちらは天上に咲く赤い花のよう、
蕊・花びら・お足元と...文様つまびらか。
二輪の花のごとき
コンポートを観ていたら、
曼珠沙華へとイメージが繋がるのでした・°
(2016年撮影)
" LL p.p.s "へマトメます。