hyakunenseis◇ry ∞

リリカルに、コミカルに、フツーに、日常いろ色。

rail road journey・地上ホームの頃

2021-07-18 14:08:00 | rrj
在りし日の長崎駅その地上ホーム。

くんち龍に出迎えられて
無邪気に楽しがった
あの旧駅舎は...

思い出に永久保存の宝もの. .。+ °

*-*-*-*-*

東京駅を出発してから丸三日、
太宰府→佐世保と経由し
とうとう長崎へ。


地上ホーム2番のりばに降りたつ

ライナーから
下車してホームへ降りる
一連の動きがスローモードだわ...

ゆっくりに、感じる、視える。

この時間を
心が驚き夢と錯誤してでも
いるかのよう...掴もうとしている...

本当に現実の日とした嬉しさを. .。+ °


ホームには長崎くんち龍が据えられおり. .・


・・・すごい存在感、すごすぎる。


鬣というのか
お髭は剣山のごとく
つっ尖って鋼鉄のよう。

顎のところ、
数本ばかし抜けてる。
その赤みがまた...血肉感のリアル。


龍といえば雨の恵みをもたらす霊獣。

両性を具えていて、
鹿の角を生やしお耳は
馬耳と言い伝えられる御姿。

空を駆ける麒麟系の自然精かしら. .・


みひらかれた血走る眼...これは狼の目相とか。


鋭い、牙・牙・牙・・・。


「 龍踊り 」

"龍" と書いて "じゃ"と読ますのだそうよ。
そもそもは雨乞いの儀式に端を発し、
だんだん祭りに変わっていった。

行事や祭りには神事だったものが多いのね。
くんち祭りの龍は太陽の象徴である玉を
追いかけて踊る. .・

曰く下の説明板には・・・


広義での自然信仰を
郷土芸能にまで発展させ、
連綿とつづいている力に脱帽です。


急がなくてはいけないのに
細工物の観賞スルーが
できにくい性分...

この後、
時間を巻き返すため
全力ダッシュする羽目になる⌒★°

*-*-*-*-*

〜 LL p.p.s 〜

地上ホームに
最初の一歩を踏みしめたときの、
肌が痺れた感覚と感無量の思いは...
今から振り返っても鮮烈に憶えてる・°

ついに来た!

その理由は祈念式典だけではない、
私と伴侶2人の長崎という
特別の意味もあって...
感動したのでした。

いつか新しい長崎駅へも訪ねられたら. .・

*-*-*-*-*


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