在りし日の長崎駅その地上ホーム。
くんち龍に出迎えられて
無邪気に楽しがった
あの旧駅舎は...
思い出に永久保存の宝もの. .。+ °
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東京駅を出発してから丸三日、
太宰府→佐世保と経由し
とうとう長崎へ。
地上ホーム2番のりばに降りたつ
ライナーから
下車してホームへ降りる
一連の動きがスローモードだわ...
ゆっくりに、感じる、視える。
この時間を
心が驚き夢と錯誤してでも
いるかのよう...掴もうとしている...
本当に現実の日とした嬉しさを. .。+ °
ホームには長崎くんち龍が据えられおり. .・
・・・すごい存在感、すごすぎる。
鬣というのか
お髭は剣山のごとく
つっ尖って鋼鉄のよう。
顎のところ、
数本ばかし抜けてる。
その赤みがまた...血肉感のリアル。
龍といえば雨の恵みをもたらす霊獣。
両性を具えていて、
鹿の角を生やしお耳は
馬耳と言い伝えられる御姿。
空を駆ける麒麟系の自然精かしら. .・
みひらかれた血走る眼...これは狼の目相とか。
鋭い、牙・牙・牙・・・。
「 龍踊り 」
"龍" と書いて "じゃ"と読ますのだそうよ。
そもそもは雨乞いの儀式に端を発し、
だんだん祭りに変わっていった。
行事や祭りには神事だったものが多いのね。
くんち祭りの龍は太陽の象徴である玉を
追いかけて踊る. .・
曰く下の説明板には・・・
広義での自然信仰を
郷土芸能にまで発展させ、
連綿とつづいている力に脱帽です。
急がなくてはいけないのに
細工物の観賞スルーが
できにくい性分...
この後、
時間を巻き返すため
全力ダッシュする羽目になる⌒★°
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〜 LL p.p.s 〜
地上ホームに
最初の一歩を踏みしめたときの、
肌が痺れた感覚と感無量の思いは...
今から振り返っても鮮烈に憶えてる・°
ついに来た!
その理由は祈念式典だけではない、
私と伴侶2人の長崎という
特別の意味もあって...
感動したのでした。
いつか新しい長崎駅へも訪ねられたら. .・
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