部屋の温泉で朝風呂を楽しみ、食堂で朝食。食堂は合宿所の様な雰囲気だけど、特別室の客には個室が設けられている。別に合宿所の雰囲気は好きだけどね。
勿論これだけではありません。(笑) ビュッフェスタイルでした。
朝からカニ汁、そして基本の鮭の塩焼きという宿の朝食の定番は北海道から生まれたような気がして。東京で食べる北海道産のシャケはパサパサで美味くないけど、北海道だとそんな事はなく美味い。
良いお宿でした。さぁ、出発。
まずは現在地の標津から根室側に少し戻り、野付半島に向かう。
赤丸で囲んだのが野付半島。
海流が砂を運ぶことによって出来た砂嘴(さし)。日本最大だとか。間近に国後島(くなしりとう)が迫る。今日はここを出発点とし、右に海を眺めながら、知床半島に向かう。
細い野付半島だが、車での走行は可能だ。
一般車両が入れる最も先まで来た。遠くに灯台が見える。最果て感、半端なし。間違ってロシアに来たのかと思う。因みにすぐ近くに見える筈の国後島は生憎の曇り空で見えない。
少し戻って、ネイチャーセンターへ。ここから「トドワラ」を目指す。
トドワラとは野付半島に自生したトドマツの林が塩害によって立ち枯れしたもの。「この世の果て」と呼ばれる場所だ。歩いて30分というので歩いて行く事にしたが…
果てしない。。その上、何も考えず短パンで来てしまった僕に、虫やら腰の位置までに成長した雑草が容赦なく攻めてくる。
観念してスタート地点に戻り、トラクターバス「トドワラ号」に乗ることに。
往復1000円だが7分で着く。この後の旅程も考えると、これが正解。
バスのターミナルポイントに到着。ここから歩き。保全のため遊歩道を歩く。
ECMのジャケットみたいだ。
海に飲み込まれて、地面がほぼ無い所も有る。いずれこの土地は無くなってしまうらしい。
トドワラ到着。
夏より冬の方が圧倒的に「この世の果て」感は有るようだ。トドマツ林もどんどん倒木しているみたいで、見頃はあと僅かな気がする。
引き返す。
「プチ・キーウエスト」と勝手に名付けた。不思議な光景。
トラクターバスでネイチャーセンターに戻ると、北方領土の国後島が見えた!
こちらは「ナラワラ」。ミズナラなどが立ち枯れしたもの。途中、エゾジカにも会えた。ビデオには収めたのだが。
さぁ、いよいよ知床半島に向かう。天気は最高。右側にはずっと国後島が山肌が確認出来るほど近くに見える。
2時間弱のドライブの末、漸く知床半島は羅臼に到着。写真は今回の相棒、日産DAYZ。うちのハス郎よりは加速が弱いけど、ナビもちゃんとしてるし快適だ。さぁ、昼食の時間。道の駅・知床らうすの「知床食堂」で食べなきゃいけないものがある。
ジャ~ン!ウニ・イクラ丼!2900円。
どアップ。いやぁ、やはり旨い!今回は濃厚と言われるエゾバフンウニ。僕個人としてはシンプルにスッキリした海水の風味が口内に広がる去年の積丹半島のムラサキウニの方が好みではあるが、中々どうして、こちらもやはりメチャクチャ旨い事に変わりはない。お値段は去年の方が高かったけど、こちらのエゾバフンウニの方が高級である。ただ、こちらのには少しばかり醤油を掛けたくなるし、新鮮さや味のレベルは違えど瓶詰などで過去に経験した事の有る味ではある。去年のムラサキウニには醤油は一切掛けたくなかったし、味わいが全くの未体験ゾーンだったので、インパクトが有ったのだと思われる。と、すっかりウニ評論家の様になってるけど、お隣のイクラも当然の如くメチャクチャ美味い。
ここには黒ハモ丼やホッケ定食も有る。目移りするが、もう食べられましぇん。晩御飯だって御馳走なんだし。あぁ~、羅臼のホッケ食べたかったなぁ。
羅臼から更に87号線を半島の突端に向かって進む。途中、「熊の入った家」という宿が有る。大泉洋や安田顕のチームナックスが知床を巡る番組で出て来たので記念撮影。本当にヒグマが家に入って来て冷蔵庫荒らしたそうな。そう、知床ではヒグマに気を付けなければならない。
暫く行くと次の目的地「せせき温泉」に到着。
ご覧の様な海岸に砦が設けられただけの所。満潮になると水没してしまう。野付半島で焦っていたのは、干潮時間を事前に調べていて、ピンポイントで入浴しようと計画していたためである。番屋をノックして管理している漁師さんにご挨拶してから入浴。
下からグツグツと熱い湯が沸き出ているが、海水と混ざり合って適温だ。底はやはり海藻などでヌメヌメはしている。しかし、国後島とオホーツク海の絶景を眺めながらの入浴なんて最高だ。
野趣溢れるとはまさにこの事。つまり着替えするとこなど無いので、羞恥心の有る人にはあまり向かない。日々、ステージ上で自分をさらけ出しているジャズ・ミュージシャンはOK!
良い天気と良い景色と温泉を堪能した後は、今夜の宿が有るウトロに向けて知床半島を横断する。「知床横断道路」の起点となる羅臼に再び戻る。先ほどの道の駅の近くで右折し、山道へと入って行くのが知床横断道路だ。途中、「熊の湯」という有名な温泉が有るのだが、気温が高い上にかなりの熱湯(46℃ほどあるとか)で、また今日は観光客がかなり多いと見え、ここは諦める事に。まぁ、無理をせずとも、今夜泊まるホテルも温泉宿だし。
知床峠展望台。穏やかな天候と打って変わって、頂上は物凄い強風が吹き荒れている。そして寒い。さっきの熊の湯に入りたくなった。。海の向こうに国後島が大きく見える。あんな近くにロシア人が住んでるってのが、やはりどうしても不思議だ。
峠を越え下山するとウトロの海が広がる。穏やかだ。
日本の滝百選にも選ばれた「オシンコシンの滝」に到着。
でっかい方の滝が「オシン」で細い方の滝が「コシン」、2つ合わせて「オシンコシン」…かと思ってたら全然違うらしい。アイヌ語で「川下に蝦夷松が群生する所」という意味だと。
これで今日の観光はおわり。チェックインして温泉を楽しもう。
勿論これだけではありません。(笑) ビュッフェスタイルでした。
朝からカニ汁、そして基本の鮭の塩焼きという宿の朝食の定番は北海道から生まれたような気がして。東京で食べる北海道産のシャケはパサパサで美味くないけど、北海道だとそんな事はなく美味い。
良いお宿でした。さぁ、出発。
まずは現在地の標津から根室側に少し戻り、野付半島に向かう。
赤丸で囲んだのが野付半島。
海流が砂を運ぶことによって出来た砂嘴(さし)。日本最大だとか。間近に国後島(くなしりとう)が迫る。今日はここを出発点とし、右に海を眺めながら、知床半島に向かう。
細い野付半島だが、車での走行は可能だ。
一般車両が入れる最も先まで来た。遠くに灯台が見える。最果て感、半端なし。間違ってロシアに来たのかと思う。因みにすぐ近くに見える筈の国後島は生憎の曇り空で見えない。
少し戻って、ネイチャーセンターへ。ここから「トドワラ」を目指す。
トドワラとは野付半島に自生したトドマツの林が塩害によって立ち枯れしたもの。「この世の果て」と呼ばれる場所だ。歩いて30分というので歩いて行く事にしたが…
果てしない。。その上、何も考えず短パンで来てしまった僕に、虫やら腰の位置までに成長した雑草が容赦なく攻めてくる。
観念してスタート地点に戻り、トラクターバス「トドワラ号」に乗ることに。
往復1000円だが7分で着く。この後の旅程も考えると、これが正解。
バスのターミナルポイントに到着。ここから歩き。保全のため遊歩道を歩く。
ECMのジャケットみたいだ。
海に飲み込まれて、地面がほぼ無い所も有る。いずれこの土地は無くなってしまうらしい。
トドワラ到着。
夏より冬の方が圧倒的に「この世の果て」感は有るようだ。トドマツ林もどんどん倒木しているみたいで、見頃はあと僅かな気がする。
引き返す。
「プチ・キーウエスト」と勝手に名付けた。不思議な光景。
トラクターバスでネイチャーセンターに戻ると、北方領土の国後島が見えた!
こちらは「ナラワラ」。ミズナラなどが立ち枯れしたもの。途中、エゾジカにも会えた。ビデオには収めたのだが。
さぁ、いよいよ知床半島に向かう。天気は最高。右側にはずっと国後島が山肌が確認出来るほど近くに見える。
2時間弱のドライブの末、漸く知床半島は羅臼に到着。写真は今回の相棒、日産DAYZ。うちのハス郎よりは加速が弱いけど、ナビもちゃんとしてるし快適だ。さぁ、昼食の時間。道の駅・知床らうすの「知床食堂」で食べなきゃいけないものがある。
ジャ~ン!ウニ・イクラ丼!2900円。
どアップ。いやぁ、やはり旨い!今回は濃厚と言われるエゾバフンウニ。僕個人としてはシンプルにスッキリした海水の風味が口内に広がる去年の積丹半島のムラサキウニの方が好みではあるが、中々どうして、こちらもやはりメチャクチャ旨い事に変わりはない。お値段は去年の方が高かったけど、こちらのエゾバフンウニの方が高級である。ただ、こちらのには少しばかり醤油を掛けたくなるし、新鮮さや味のレベルは違えど瓶詰などで過去に経験した事の有る味ではある。去年のムラサキウニには醤油は一切掛けたくなかったし、味わいが全くの未体験ゾーンだったので、インパクトが有ったのだと思われる。と、すっかりウニ評論家の様になってるけど、お隣のイクラも当然の如くメチャクチャ美味い。
ここには黒ハモ丼やホッケ定食も有る。目移りするが、もう食べられましぇん。晩御飯だって御馳走なんだし。あぁ~、羅臼のホッケ食べたかったなぁ。
羅臼から更に87号線を半島の突端に向かって進む。途中、「熊の入った家」という宿が有る。大泉洋や安田顕のチームナックスが知床を巡る番組で出て来たので記念撮影。本当にヒグマが家に入って来て冷蔵庫荒らしたそうな。そう、知床ではヒグマに気を付けなければならない。
暫く行くと次の目的地「せせき温泉」に到着。
ご覧の様な海岸に砦が設けられただけの所。満潮になると水没してしまう。野付半島で焦っていたのは、干潮時間を事前に調べていて、ピンポイントで入浴しようと計画していたためである。番屋をノックして管理している漁師さんにご挨拶してから入浴。
下からグツグツと熱い湯が沸き出ているが、海水と混ざり合って適温だ。底はやはり海藻などでヌメヌメはしている。しかし、国後島とオホーツク海の絶景を眺めながらの入浴なんて最高だ。
野趣溢れるとはまさにこの事。つまり着替えするとこなど無いので、羞恥心の有る人にはあまり向かない。日々、ステージ上で自分をさらけ出しているジャズ・ミュージシャンはOK!
良い天気と良い景色と温泉を堪能した後は、今夜の宿が有るウトロに向けて知床半島を横断する。「知床横断道路」の起点となる羅臼に再び戻る。先ほどの道の駅の近くで右折し、山道へと入って行くのが知床横断道路だ。途中、「熊の湯」という有名な温泉が有るのだが、気温が高い上にかなりの熱湯(46℃ほどあるとか)で、また今日は観光客がかなり多いと見え、ここは諦める事に。まぁ、無理をせずとも、今夜泊まるホテルも温泉宿だし。
知床峠展望台。穏やかな天候と打って変わって、頂上は物凄い強風が吹き荒れている。そして寒い。さっきの熊の湯に入りたくなった。。海の向こうに国後島が大きく見える。あんな近くにロシア人が住んでるってのが、やはりどうしても不思議だ。
峠を越え下山するとウトロの海が広がる。穏やかだ。
日本の滝百選にも選ばれた「オシンコシンの滝」に到着。
でっかい方の滝が「オシン」で細い方の滝が「コシン」、2つ合わせて「オシンコシン」…かと思ってたら全然違うらしい。アイヌ語で「川下に蝦夷松が群生する所」という意味だと。
これで今日の観光はおわり。チェックインして温泉を楽しもう。
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