Saxophonist 宮地スグル公式ブログ

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ライブの復帰が決まりました。

2021年02月17日 14時04分00秒 | live info
2/26(金)表参道ジマジン:宮地スグルNEW4TET・CD発売記念ライブ<天野丘(g)、伊東佑季(b)、野澤宏信(ds)>でライブ復帰する事が決まりました。

コロナ自粛のためOPEN17:30 START18:00で短めの2セットで20時終了という形でお届けします。どうぞ宜しくお願い致します。

1月21日の夜、練習中に胸が突然差し込む様な激しい痛みに襲われ、倒れ込み、10分ほどして漸く治りました。少し心配になって近所の内科で診察を受け、レントゲンと心電図を撮ったところ、心電図に異常が見つかり、大きな病院を紹介されました。循環器内科の医師によると、
①心臓の形が元々変形している
②心臓内で血流の逆流を防ぐ弁の系が切れている
③「縦隔気腫」という気管支の疾患
…という見立てでした。

③は気管支に異常な圧力がかかり(つまりサックス演奏で)穴が空き、胸の真ん中の「縦隔」という場所に空気が溜まってる状態です。僕の様な痩せ型長身の人がかかりやすい様です。

CTを撮った所、やはり③だと判明し、即、呼吸器内科に移ったのですが、肺気胸ではない為、手術の必要も無く経過観察で良いとの診断で、楽器を吹く事を止められました。

3週間、ライブは元より楽器もお休みして、仕事はレッスンだけという安静な生活を続け、体調も良くなって来て、すわ最終検査!というところで、通ってた大病院から院内クラスターとの連絡が。仕方ないので、検査を1週間延ばして、見切り発車で練習を恐る恐る再開、更に1週間後、また病院から連絡が入り、まだ院内感染が落ち着かないとの事。こちらの体調が良い事も有り、検査は受けない事にしました。

まだ、ちょっとした後遺症は残ってはいますが、大した事も無く、奏法を大きく改善して、かなり楽に演奏出来る様にしたので、以前より疲れる事も減りました。ただ、慢心はせず、あまり沢山練習しない様にはしています。

こういう、忙しくない自粛の最中に発病したのはある意味ラッキーだったと思います。以前から(このブログで調べた所、十数年前から胸の痛みをうったえる記事を書いてました。)、この症状はずっと心配な面ではあったのですが、精密検査で事実が分かりある意味安堵したのと、55歳という年齢もあるので、若い頃の様に無理な奏法を続けていてはいけない…と深く反省もしました。

色んな方々からご心配のメッセージを戴き、特に、肺癌や肺気腫で摘出手術を受けられた経験のあるサックスプレイヤーの池田篤さんから、長文で臨場感の有る体験談をメッセンジャーで戴き、とても恐ろしくなったりで、皆様の温かい御心遣い、本当に感謝しております。今後の人生は、自分一人の為ではなく、皆様にお返しする気持ちで生きて行ければと思っております。

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