初めてレコードの木工用ボンドパックに失敗しました。結論から言いますと、百均で売ってる大容量のボンドと速乾性ボンドは絶対パックに使用してはいけません!
被害に遭ったもう一枚も綺麗に剥がす事が出来て、ノイズも少なくなりました。やれやれ…
この経験から、百均に置いてある木工用ボンドにも種類が有り、「大容量」は水分が多く破れやすく、「速乾性」は逆に水分が少なく剥がれにくい…という事が分かりました。くれぐれも気を付けて作業に入るようにしましょう。
まず写真左の百均で買った大容量のボンドでパックした所、剥がす途中でビリビリに破れて綺麗に剥がす事が出来ませんでした。この状況で最も有効なのは、もう一度木工用ボンドを塗り直して綺麗に剥がす事。
で、再び百均にボンドを買いに走りました。しかし、売ってたのは右側の白い容器の「速乾性木工用ボンド」のみ。「まぁ、どれも同じだろうし、早く乾くならそれに越した事は無い。」と安易な気持ちで購入。帰宅して2枚のレコードに塗ったくりました。その結果、乾いて剥がそうとすると、弾力性が強く、また物凄く吸着して全く剥がれません。無理に剥がそうとすると、盤を割ったり傷つけそうだし、やはり途中で破れてしまいます。
ネットで調べたところ、速乾性は元々水分量が少ないので粘度が高いらしいのです。もう諦めるしか無いのか?とも思いましたが、この木工用ボンドってのは水溶性。つまり、水またはお湯で洗えば溶け落ちるという事。
ベッタリくっついたボンドを半泣きになりながら、何度かに分けて何時間も掛けてぬるま湯で洗い続けました。
漸くこんな状態に。。
この上に、更に百均で買って来たいつも愛用している通常サイズのボンドを塗り、透明になるまで乾かして剥がす作業をしました。ちょっと剥がれにくかったけど、殆どの部分が剥がれました。何とか復旧出来ました。まだ所々に残骸が残っているので、更に通常サイズのボンドを塗って、乾かしてから剥がすと綺麗に取れました。
それを自作の「中央レーベル・プロテクター」で挟んで中性洗剤で丸洗い。これで完璧です。
被害に遭ったもう一枚も綺麗に剥がす事が出来て、ノイズも少なくなりました。やれやれ…
この経験から、百均に置いてある木工用ボンドにも種類が有り、「大容量」は水分が多く破れやすく、「速乾性」は逆に水分が少なく剥がれにくい…という事が分かりました。くれぐれも気を付けて作業に入るようにしましょう。
尚、この作業は効果的ではありますが、あくまで正式なノイズ除去法ではなく、自己責任で行う事…というのを付け加えておきます。
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