このブログ内に「奏法」というカテゴリを作りました。これまでの「instrument」のカテゴリから独立させたものです。雑誌『ザ・サックス』さんの奏法に関するアンケートに答える事も多く、このブログを参照して頂く事でより詳しく説明を補足出来るので、検索し易くしました。実は昨夜のライブでも、1stセットの調子が悪く、2ndでフィンガリングを変えてみるとスムーズに行く様になりました。振り返ると、何十年もこ . . . 本文を読む
スタチンの話とごっちやにしてましたが、カテゴリを増やして分けて掲載し直しました。スタチンが原因と思われる肩凝りもすっかり治り、サックスのテクニックもシングル・リップの頃の85%くらいの精度まで持って来れる様になりました。後は慣れですね。以前このブログに書いた通り、ダブル・リップで楽器を安定させるには、下唇にぶら下げるイメージで楽器を下げる力が必要なので、写真の通り、サムフックの下部に「引っ掛け . . . 本文を読む
サックスのアンブッシュアを唇を両方巻く「ダブルリップ」に変えて3ヶ月が経ちました。色々問題点は有るものの漸く慣れては来た所です。そこで、備忘録も兼ねてそのコツを書き記しておこうと思います。ネットでも色々検索して研究はしましたが、今一つこれと言った具体的な方法論は見つけられませんでした。同じ様に悩んでる方の参考になればと思います。但し、あくまで僕の個人的な方法論なので、これだけが正しいとは思ってませ . . . 本文を読む
これは常連さんの古茂田さんに撮って頂いた写真です。トナリンとはご覧の通り白いマウスピースの事、ビンテージのブリルハートのマウスピースです。ダブルリップとはアンブッシュアの事で上下両方の唇を巻いて咥える奏法です。ダブルリップを始めて6週間弱経って、まだまだ楽器の揺れが気になるし、かなりウォームアップしないとライブ会場には入れません。でも、アルティシモ(フラジオ)も噛まずに出せる様になったし、今ま . . . 本文を読む
顎関節症→ダブルリップ→筋肉痛→絶不調…という負のスパイラルに陥ってましたが、リガチャーをロブナーに戻す事でだいぶ緩和されました。身体と楽器の微調整はミリ単位です。セルマーのリガチャーで少し出しにくい音を身体の色んな部分でカバーする事で体調が悪くなってた様です。シングル・リップだと力技で押し切れたのですが、ダブルだとそれが許されません。楽器の角度調整や、指の置き方とフィンガリング、姿勢など、ア . . . 本文を読む
昨夜はライブでした。自分としては一つの大きなチャレンジで、結果的には成功半分、失敗半分という感じ。話はライブからは少し離れますが、ここ最近、顎が痛くて肉等を長く咀嚼する事が出来ず、噛んでるとダルくなって来て丸呑みしたりしてました。正月過ぎに大好きな肉料理を作って食べてたら、いつものように顎がダルくなり、面倒なのでまた丸呑みしてみたら、喉に詰まらせて危うく窒息しそうになりました。口に手を突っ込んで何 . . . 本文を読む
まず生徒さん達に謝らなければならない事が有る。普段、レッスンで「頬っぺた膨らましちゃダメ!」って指導をしてるんだけど、最近の自分はと言うと、その頬っぺたを膨らましての演奏をしてるからだ。まぁ、今後もレッスンでは今迄通り同じ指導を繰り返すだろうし、良い子は真似しないでね…という注意が加えられるだけなのだけど。それだけこの奏法は難しいし、僕も現在、ピッチのコントロールやビブラートで苦戦している。また、 . . . 本文を読む
ここ最近、「表現」をよく考えてます。そのうちの一つがビブラート。バークリー音大時代に表現方法をみっちり仕込んでくれた師匠、ジョー・ビオラ先生は「アゴでかけなさい」と教えてくれました。テンポに合わせて3連譜でかける…などアゴを動かしてやる練習法を徹底的にやり、教えるようになっても同じ指導をして来ました。日本の教則本には「喉でかける」などの曖昧な言葉が並んでいて、「違う違う、アゴでかけんだよ、サックス . . . 本文を読む
今日も途中で練習が時間切れとなってしまった。
ここ最近、ずっとスランプであった。それでも仕事が有るので、騙し騙しやってきた訳だが、本当は休業してコンディションを整えたかったところ。まぁ社会的には、それはあくまで個人的な事情でワガママに過ぎない。
思えば去年5月に自分のリーダーバンドでモーションブルー横浜に出演した時に、あまりにもモニタリング状況が素晴らしく、自分の音が丸裸にされ、演奏中 . . . 本文を読む