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社会の制度に、正解など出ない。
物理が出す解のようには、決してならない。
正解制度が変異し続けても、社会の欲望も変異する。
横の層、縦の層、斜めの層のどこを覗いても、
不利益や侵犯や不合理が滲み出てくる。制度は疲弊する。
どんな制度にもどんな組織にも、非人間的な機能が潜在している。
理念が制度の負の属性を消し去ることは至難である。
より合理性のある次善を選択をするだけ。
保護、補強、補充策が政治の知恵としてあるだけだろう。
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宇宙の無限の広大さを、人智は認識出来ないと思う。
地球は、無限の砂漠にあるたったひとつの砂粒のようなものだ。きっとそうだ。
夜空に映える満天の星たちもまた、
砂つぶ地球と隣り合わせている成分違いの砂粒たちである。
宇宙では、中ほどとか端っこととか、位置づけが意味を成さないと思う。
地球に人類が存在してるからといって、中心置にあるわけではない。
ただ、我が砂粒からでも、宇宙の宏大を観測できると思いたいのである。
人は、そこらに転がっている石ころよりも、ずっと存在できる時が短い。
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公式な情報の大嘘に惑わされ、
Twitterの小さな情報に真実を知らされる、
そんな時代になっていくのだろうか。
大きな組織が情報を弄んで、社会を混乱させていないか。
世界はドローンとフェイクニュースに悩まされるだろう。
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大規模の組織より小規模の叡智が勝ることが珍しくなくなる。
組織は、ユニークな人材を育てない。
新しい方向を持った人材を活用する能力がない。
むしろ排除することで成り立っている。
異才な人が組織に入ると、潰される。
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日本社会に、采配という言葉はあっても、ガバナンスという言葉はいまだない。
仮にあったとしても、しがらみが論理性より優先されている。
村の外から自分の村を見つめる機会を持ったほうがいい。
挙げ句、やっぱり自分の村がイイとだけしか思わないようでは、
やっぱり村の一部しか見ていない。
もっといい村にしたいと思うなら、多様な価値観を知ったほうがいい。
多様性は未来を拓く。