nomu3

愛機で撮った写真を中心にアップします。

初めてのタイムアウト

2008年09月03日 | my hobby


ゼッケン (これは永久欠番となり、二度と使われない私だけの番号です)
・参加賞の手ぬぐい・帽子 など


報告、遅れましたが、

8月30日(土)

“第11回立山登山マラニック”

参加してきました。

結果は、

室堂エイド(60キロ地点)の制限(スタートから9時間)

に間に合わず(9時間30分程かかりました)

その先に進むことが出来ませんでした


……☆……☆……☆……☆……☆……☆……☆……


8月29日(金)

Y田さんの車に乗せてもらい宿泊先の

“富山地鉄ホテル”へ。

ホテルロビーで受け付け後、

駅前の居酒屋で夕食、

近所のコンビニで朝ご飯のおにぎりなどを購入。

部屋に帰り、シャワーを浴び、

21時半頃ベッドに入る。

0時過ぎに一度目が覚め、その後は、

30分おきぐらいに起きてしまう。

1時50分頃起床。

昨晩買っておいたおにぎりとお茶、バナナなどで朝食。

2時45分頃に部屋を出、

大会のバスでスタート地点の“浜黒崎キャンプ場”へ。



午前4時 「えい、えい、お~~!!」のかけ声でスタート。

トイレで手間取ったため、一番後ろからのスタート。

真っ暗、道が狭い、昨日までの雨で水たまりだらけ、

なかなか前に出られない。

懐中電灯で足下を照らし、

水たまりにはまらないよう注意しながら少しずつペースを上げるよう頑張る。

スタートしてから1時間過ぎた頃からうっすら明るくなり始め、走りやすくなる。

汗はかいているがあまり暑くないので予定より速いペースが維持できている。

19キロ地点の“岩峅・雄山神社エイド”には2時間9分で到着。

ここまでは普通のマラソンのようなコースだったが、

徐々に傾斜がきつくなり、

36キロ地点の“立山駅エイド”までは、

予定よりも10分も遅く、4時間38分もかかってしまった。

これからが本格的登りなのにこれはヤバイ。



“悪城の壁”を右に見ながらキツイ坂道を歩くように走る。



遙か前方に“称名滝”が見えてきた。

この辺りまでは、曇っていたのだが、

42キロ地点の“称名滝レストハウス前エイド”から雨が降り始め、

最大の難所“八郎坂”では本降りになり、

道に水が流れ出し、沢登りのような状態になってしまった。

因みに、

“称名滝レストハウス前エイド”までは、6時間1分、

“八郎坂”を登るのに1時間20分もかかってしまった。

雨が降って身体はびちょびちょ、

寒いは、足は痙るは、

時間がかかりすぎてるは、

撮影どころではありません、ここからは写真無し。

50キロ地点の“弘法エイド”は、8時間3分で通過。

この時点で“室堂エイド”を制限時間内に通過することは不可能と確信する。

しかし、今後のための練習にと、

出来る限りの力を振り絞り、

“室堂エイド”を自力で目指す。

“追分”へ向かう木道はかなり飛ばした。

しかし、舗装道路に出てからは、

寒さのため、体中の震えが止まらなくなり、

身体が思うように動かない。

靴の紐がほどけたのだが、

手がかじかんでなかなか結べない。

いらいらと気ばかりが焦る。

やっとの事で紐が結べて走り出すが、

少し走ると、余計に風をきつく受け寒さが増す。

どうしようもなくなり、

大きな声で歌を歌いながら走り、身体を温めることにした。

いろんなのを歌ったが、

母校“D志社”の応援歌、

「若草萌えて~♪♪」



「D志社ヒーローズ♪♪♪♪」

この2曲が一番効いた。

標高2千数百メートルの雨ジャジャ降りの道路で、

薄着してブルブル震え、

大声で歌いながら走ってる“おっさん”

想像してください


迎えてくださるボランティアの皆さんに

「寒い~~!!」と叫びながら、

“室堂エイド”に到着。

出発してから約9時間30分がたっていました。

ここで頂いた、

温か~~い“お粥”

美味しかった~~~!!!

生き返りました

ここで、私の“立山登山マラニック”は終了。


荷物を頂き“雷鳥荘”へ向かいました。

話には聞いてましたが、

この“雷鳥荘”までの道、

疲れた身体には、きつかった


初めて経験した、タイムアウト

その時は、あまりのしんどさに悔しさはありませんでした。




次の日は晴天。



身体は疲れていますが、

自力で登ってきた標高2500メートル地点を満喫するため、

早起きして“地獄谷巡り”等を楽しみました。





“みくりが池”



“室堂バスターミナル”から富山市を臨む。

“富山湾”が見えます。

(右下の部分、中央左側の二カ所の白い部分は残雪です)


京都に帰ってきたあくる日、

“ウォーキングの部”を完踏されたY田さんから、次の写真が送られてきました。





タイムアウトした私が行くことの出来なかった、

“雄山”の風景です。

生で見たかった

それまで全然感じていなかった悔しさが……



注文しておいた本が、今日、着きました。

これ読んで、8月30日のことを思い出し、

次は完走できるよう、作戦を立てるつもりです

コメント (8)
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