行雲流水~季節の花とともに

自然や草花を通して感動を伝えたい~リーフのブログです。

三重の獅子舞とビャクシンの木

2011年12月22日 | 日常
今日は冬至、昼間が一番短い日です。
最近はすぐ一日が終わってしまいます。(笑い)

柚子湯に入って、かぼちゃを食べると風邪をひかないとか~
今年もあと10日、元気にお過ごしください!

ところで今年、印象に残っている祭りを紹介します。
 
ここは佐賀市諸富町為重の新北神社(にきたじんじゃ)
   



秋の祭に奉納される三重の獅子舞(10月16日)は素晴らしかったです。
赤と緑の色鮮やかな獅子がドラ(太鼓)や笛の音にあわせて豪華な舞を繰り広げます。
約600年前に越後の国から肥前の蓮池に伝わり、江戸時代、鍋島公が川副郷三重の川副代官に伝授した
と伝えられ、佐賀県の重要無形文化財に指定されています。
   



この獅子舞の大きな特徴は、二段つぎ、三段つぎという頭部の獅子使いが肩車をして舞う、
曲芸的な所作にあります。
よく稽古をされていて、動きもスムーズでした。
町中を練り歩き、夕方に神社に戻り、奉納舞をされていました。
   


フランスから来たお客様をお連れしたのですが、すごく喜んでいただけました。
伝統を守ることは大変でしょうが、子供達も多く参加していてこれからも引き継がれていくことでしょう。

”三重の獅子舞”、一見の価値ありです。


諸富町は不老不死の妙薬を求めて中国から来た徐福が上陸した地と伝えられていて、
ここには徐福が種を蒔いたと言われるビャクシンの古木があります。
ビャクシンはヒノキ科ビャクシン属の木で、庭園木のカイズカイブキもこの仲間です。

佐賀県名木100選にも選ばれる、推定樹齢1600年 樹高20mの木は
来年の干支、”竜”が天に昇る様子にも見え、風格があります。
   


徐福伝説は全国各地にありますが、佐賀は徐福にまつわる話の多い地ですよね。

金立山もその一つ。徐福が不老不死の妙薬を求めて向かったのが金立山だったとか~
山頂の金立神社には徐福が祭られています。
50年に一度の大祭の時には、上陸地の諸富まで8キロの道のりを御神体が下るそうで、
次の2030年の大祭はぜひ見てみたい~元気でいればの話ですが(笑い)
   
            (12月2日の金立山)


明日から冬型の荒れた天気になるそうで、平地でも雪が予想されます。
皆さま気を付けてお過ごしください。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>トマコさんへ (リーフ)
2011-12-23 23:29:03
こんばんわ~

>佐賀の獅子舞、初めて知りました!

近くで見ると迫力ありましたし、
年長者から子供まで一緒になってよく練習されているなと思いました。
伝統の獅子舞をもっと皆さんに知っていただきたいです。

>1600年もの間 ずっとそこに在るって凄いことですよね。

そうですね!
この木もずっと古代から、何代もの人間を見てきているんでしょうね。
今の時代に生きる私達、今を大切に生きたいです。

>50年に一度のお祭り~

お祭りを見れるように、元気でいましょうね!

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Unknown (トマコ)
2011-12-23 22:42:15
こんばんは♪
佐賀の獅子舞、初めて知りました!
歴史深いお祭りなんですね~
高さがあるなぁと思ったら、肩車をされているんですね。
実際に観ると、凄く迫力がありそうです!

徐福さんの伝説は、佐賀では金立だけなのかと思ってました(@_@)
徐福さんが種蒔をしたといわれてる、木もあったんだ~
1600年もの間 ずっとそこに在るって凄いことですよね。
今年は震災もあり、色々な事を考えさせられます。

50年に一度のお祭りとはまたスゴイ・・・
私も、その時元気なら見てみたいです(笑)
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