のんびり道草♪日記

主婦の備忘録

お花と七帝柔道記

2024-08-21 14:17:00 | 読書

今日は、貴重な晴れ。明日からしばらく雨が続くようです。

出かけようかと思いましたが、今一つ気分が乗らなかったので、家で洗濯日にしました。

大きなものもよく乾く洗濯日和もまた、嬉しく気持ち良いものです。

 
さて、少し時間が経ってしまいましたが、滝野すずらん丘陵公園にて、数箇所に
白いお花が涼しげに咲いていました。
 
「ディケントラ・エクシミア・アルバ」
ケシ科で、北アメリカに自生するものの園芸種だそうです。








「シラタマノキ」
こちらは、日本固有種の高山植物
 




 
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今月読んだ本です!
 
『七帝柔道記Ⅱ~ 立てる我が部ぞ力あり』
 
こちらは2013年に出版された『七帝柔道記』の続編になります。
当時、引き込まれるように、一気に読み進めたことを覚えています。
 
先月、今年続編が出版されたことを知り、図書館で予約していました。
 
著者である、増田俊也さんの自伝的小説で、北海道大学柔道部時代が書かれています。
 
「七帝柔道」とは、北海道大学・東北大学・東京大学・名古屋大学・京都大学・大阪大学・九州大学の旧帝国大学7大学で、年1回行われている団体戦・勝ち抜き戦です。
 
私自身は、人と競い合うことも苦手で、全く縁のなかった世界ですが…
あの時代に、このような大学生活を過ごしていた、学生さんたちがいたということに、純粋に驚きました。
 
昭和の終わり~平成の頃といえば、もう大学生活は明るく楽しく過ごしていた学生が多かった時代です。
北大が舞台ということもあり、季節の移り変わりの様子や街についてもよくわかるだけに、なおさら心が揺さぶられる思いで読みました。
 
当時の体育会運動部ですから、今ではNGなこともありますが、真っすぐで、ひたすらに真面目で、とにかく羨ましいほどに熱い青春小説です。
 
 
本日も、最後までお読みいただきまして、ありがとうございます

 

再読〜春にして君を離れ

2021-09-13 11:10:00 | 読書
読まれたことのある方も多いと思います。
アガサ・クリスティー著
『春にして君を離れ』

私も、最初に読んだのは10年くらい前です。

最近、妙に気になってもう一度読んでみました。

あらすじを詳しく書くことは避けますが、主人公の女性の心の移り変わりが淡々と書かれています。

それでも、読み進めるうちに、少しずつ何とも言えない不安や恐ろしさが心に溢れてきて、文章に引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。

真実に気づいていく過程や情景が目に浮かぶようで、非常に上手いです。さすがアガサ・クリスティー。

この小説の中では、いわゆる殺人事件はおきませんが、魂の殺人と言えるのかも知れません。

前回読んだ時は、主人公の周りの人達を気の毒に感じ、共感していたように思いますが、今回は少し違いました。

身近な人、特に主人公の夫に対しても、疑問を抱かずにはいられません。恐ろしく冷たい。

知りたくない、気付きたくない、認めたくない事実と向き合うのは辛いことです。

それでも、先延ばしにすればする程、修正するのが困難になる。

自分にとって大切な人、事柄とは向き合っていきたい。
気づいて変わっていきたい。
そう思いました。

読後感が非常に悪く、心がモヤモヤしてしまっていますが、何とか気持ちを上げていきたいです




勇気の花がひらくとき

2021-03-04 13:41:55 | 読書
タイトルの本は、
梯 久美子さんが
やなせたかしさんの生涯に
ついて書かれた本です。
https://www.froebel-kan.co.jp/pickup/pickup3863.html

アンパンマンといえば
子供が小さいころ本当に
お世話になりました。

優しくて、キャラクターも可愛くて
私も大好き

絵の下手な私が、唯一子供に
書いてあげられるキャラクター
でもありました

そのアンパンマンが誕生する
背景に、このような
やなせたかしさんの人生の
物語があったことは
初めて知りました。

涙がポロポロと流れましたが、
とても良い本。

子供さん向けに書かれているので、
表現が優しく、余計に心に
響きます。

アンパンマンが優しい理由も
よくわかりました。

そして、運命について、
人は生き方を選べる。
子供の心が傷ついたとき、
近くに良い大人がいることの
大切さを感じました。

ちなみに、アンパンマンたいそう
のさびの部分
「アンパンマンは君さ~
を歌うと、ちょうど20秒くらいということで、
手を洗う時に、歌っています
もう、かれこれ一年続いたなぁ。
元気が出るんです。

ありがとう アンパンマン