のんびり道草♪日記

主婦の備忘録

就実の丘とアンパンマン

2024-07-29 12:16:39 | ぶらり旅

ここ数日は、くもりや雨の日が続き、気温は控えめです。

さて、美瑛町や旭岳ロープウェイなどをめぐった旅。

一昨年、こちらに戻ってきて最初の9月初めに、「ふらの・びえいフリーきっぷ」を買って一人電車に乗りました。

久しぶりの北海道の風景を、車窓からゆっくりと楽しみましたが、人気スポットを公共交通機関だけで、しかも一日でまわるのは難しいと、つくづく思い知りました。やはり、公共交通機関+レンタカー、もしくはツアーが一般的ですね…

 

そこで、今回は夫に車を運転してもらい、一泊二日で様々なところへ行くことができました。感謝しています。

最後に、とても印象に残った2か所です。

 

「就実の丘」

旭川市西神楽地区にある景勝地。

「一本の道」で有名です。

 
 


上って来た道はこちら。ややなだらかな一本道。
 
就実の丘からの風景。


案内板はあるものの、観光地としての整備はされていないので、とても静かなところです。
ヒグマの生息地とのことで、注意は必要です。
 


 
 
そして、富良野市の麓郷エリアをご存知でしょうか。
だいぶ以前のこととなってしまいましたが、「北の国から」というドラマのロケ地として、大変有名になりました。
 
富良野市街地からは、少し離れたところにありますが、そこに「アンパンマンショップ」
があります。
やなせたかしさんと、アンパンマンファンの私としては、以前から訪れてみたかった場所です。
 
2階のギャラリーは改修工事中とのことで残念でしたが、1階のショップはアンパンマングッズでびっしり!沢山の小さなお子様たちも来ていて、とても和やかで可愛らしい場所でした!
 



 
 
アンパンマンショップの横の道を上っていくと、麓郷展望台があります。
 
坂の途中に、「北の国から」で『五郎さんが熊と出会った場所』という立て看板が。
そんな場面もありましたか…⁈よく覚えていないです

ちょうどラベンダーが見ごろを迎えていました






 ✽・:..。o¢o。..:・✽・:..。o¢o。..:・✽・:..。o¢o。..:・
 
「就実の丘」からの帰りは、この道を行きました。この先もまた、同じ一本道が続いていました。
 
この場所にいるときも、帰宅後もこの写真を見るたびに、どうしても頭の中に流れてくる曲があります!
全然関係ないのですが、なぜか流れてきます…♪多分、一本道…ですね。
 
TURIP「青春の影」
 
 






 
本日も、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました
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エゾコザクラ など

2024-07-26 13:58:00 | 姿見の池遊歩道
昨日は、久しぶりにエアコンを使わず、扇風機だけで過ごしました。
本来は、このような感じの夏なのですが、最近は気温も湿度も高くなっています。
 
パリオリンピックの開会式も、楽しみです!セーヌ川での開会式素敵ですねぇ真夜中なので、録画もしつつ…楽しみたいです!
 
さて、旭岳、姿見の池散策で出会ったお花。今回で終わります。
 
 
「エゾコザクラ」
北海道固有種です。
このエゾコザクラを見たくて、訪れる方も多いと思います。
私も、とても楽しみにしていました。
 
草地の斜面が、エゾコザクラでピンク色に染まっているのを見たときは、本当に嬉しくて感激しました
 


 






 
 
 
「ミヤマイ」(深山藺)
イグサ科。現地で見た時に、小さくて、お花なのかよくわからなかったのですが、念のために
撮ってきました。
 
いつもお花を調べている本「新北海道の花」は「白い花」などと、お花の色ごとに分けられていて、探しやすくなっています。
その中で、最後に「目立たない花」という分類があります
なんと、そこに記されていました。
 
5㎜くらいの、小さな小さなお花。何とかピントが合っていました!
良かったです!
「目立たない」とはいえ、同じお花ですからね
 ちゃんと見てあげたいのです




余談ですが、私も「大人しくて、目立たない子」(でも、芯は強い…⁈)だったので、「目立たない」が気になるのです…
黒褐色の花被片で、なかなか素敵ですよ。
 
 
「シラネニンジン」







そして、
「ミヤマアキノキリンソウ」
 
秋の気配??いえいえ、まだ気が付かないふりをしたいところ…
短い北海道の夏。その中でも、特に短い旭岳の夏です。
 









以上、数えてみたところ、なんと20種類もありました!!
可愛いけれど、とても強くたくましいお花たち。
生き生きと咲いていて、エネルギーをもらいました。
 
標高約1600メートル…車とロープウェーのおかげで、行くことができました。
自力では、とても無理です。ヒグマも怖いのです。
今回、お天気にも恵まれ…本当に感謝感謝…です。
 
小さなお子様から、ご高齢の方まで、沢山の方が散策されていました。
皆さん、表情が晴れ晴れとしていて、笑顔で楽しそう…その様子がまた嬉しかったです。
 
 
それから、散策が終わって姿見の池駅の近くで、景色などを見ていると、一羽の鳥が飛んできて駅の屋根に止まりました。
もしかして…珍しい鳥さん?
 


ドキドキしながら沢山撮影しました。
よく見ると…「ハクセキレイ」でした!
 






 
まぁ、珍しい鳥というのは、警戒心が強くて滅多に姿を見られないのですから、人が沢山いる駅の屋根には来ませんよね!
でも、こんなに標高が高い場所にも、ハクセキレイがいることに驚きました。
 
とても長くなりましたが、最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございました。
 
ずっと憧れていた、「姿見の池」周辺散策路。思っていた以上に、素晴らしい場所でした。
今度は、春のお花が咲いている6月上旬頃に訪れてみたい…早くもそう思っています。
 

エゾイソツツジ 等々

2024-07-25 10:45:00 | 姿見の池遊歩道

いよいよパリオリンピック開幕ですね。

東京オリンピックから3年…観戦するはずだった、幻のチケット。今でも残念な気持ちはありますが、あれから3年が経ち、通常開催できるようになって本当に良かったですね。

あまり寝不足にならないように、テレビで観戦を楽しみたいと思います。

 

さて、旭岳、姿見の池散策の続きです。

姿見の池周遊コースは、約1.7㎞。1時間程度で散策できる距離ですが、私はお花を見つけるたびにしゃがんで、立って…いったい何回スクワットしたことでしょう。展望台で休憩もしながら、2時間くらいかけて散策しました。

写真を整理してみると、思った以上に沢山のお花と出会っていて、長くなりました。

何とか今週中に…明日には書き終わるようにしたいと思っています。

 
「エゾイソツツジ」
キラキラと輝くように咲いていました。
 





「エゾノマルバシモツケ」
マルバシモツケの中でも、小型で葉は幅広く、厚くしわが多いものが「エゾノマルバシモツケ」なのだそうです。(新北海道の花 梅沢 俊著 北海道大学出版会P151)
 
葉は、少ししか写っていませんが、確かに厚みがあってしわが多いですね!








「ゴゼンタチバナ」

咲いているお花を、直接見るのは初めてでした。
白と緑のコントラストがくっきりとしていて、白さが凛とした綺麗なお花…と思いましたが、

実は、白くお花のように見えるものは萼で、中心部に2.5mmくらいの多数あるものがお花なのだそうです!
(新北海道の花 梅沢 俊著 北海道大学出版会P121)
 
 








 
「バイケイソウ」
有毒植物とのことです。
 


 
 




最後までお読みいただきまして、ありがとうございます
 
姿見の池散策は、次回最終の予定です!
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メアカンキンバイなど

2024-07-24 13:22:14 | 姿見の池遊歩道

今日は、少し気温は下がりましたが、湿度が高く蒸し暑いです。

さて、旭岳、姿見の池散策(7/16)の続きです。

 
「メアカンキンバイ」も咲いていました!
北海道の固有種です。
お花の大きさは1cmくらいの、小さなお花です。
 
 
 
 
葉に特徴があるので、わかりやすい一枚を…
白い粉がかかったような緑色の葉。
葉先の3つの切れ込み、ギザギザがあり、かわいいです。





 生き生きと咲いているように見えます!
 
 


 
「コケモモ」
 
 
 
花冠の先のカールが…





「コガネイチゴ」
お花の大きさは、1cmほど



葉が5枚かと思いましたが、実は3枚で、側小葉が深裂しているので5子葉に見えるのだそうです。
(「新北海道の花」梅沢 俊著・北海道大学出版会 P146より )
 
 






 
 


本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございます

 

ミヤマリンドウなど

2024-07-23 13:17:13 | 姿見の池遊歩道

昨夜は、なんと熱帯夜となりました!

ずっと「朝晩は涼しく、熱帯夜になることはないんです」と言って来ましたが、そうも言えなくなってきました。

ただ、明日からはやっと平年並みくらいの暑さになりそうです。

 

さて、今回も旭岳・姿見の池散策の続きです。

 

散策コースを歩いていると、道の脇に小さな紫色のお花が咲いていました。

群落で咲いているところはなく、ポツ、ポツと所々に咲いているのがまた可愛いのです。

「ミヤマリンドウ」

リンドウといえば、縦にお花をつけているイメージでしたが、こちらは平開咲き。

2cmくらいの小さなお花です。









 
よく見ると、5枚の裂片の間に副片があって、それが少し小さくて、
先がギザギザしているんです。
さらに、花冠の内側には淡くぼかしたような白斑があって、なんともおしゃれ
どうしてこんなに素敵なデザインになるのか…感心してしまいます。
蕾も可愛らしいですね!
 


私に絵心があったなら、ぜひともスケッチしたいくらいです。
(絵は全くダメです…)



 
 





「イワブクロ」

こちらもまた、何とも優しい色合いで、生き生きと咲いていて、気持ちを和ませてくれました。
 








 
「ハクサンチドリ」
 




 


最後までおつきあいいただきまして、ありがとうございます
 
また、もう少し続きます。