辛いお知らせです。
おいでませ山口♪定住支援ネットワーク共同代表の松岡彰先生が9月3日にお亡くなりになっていました。
かねて闘病中でした。享年66歳です。
2015年6月13日の、おいでませ山口♪定住支援ネットワークの結成総会では、高橋征仁先生の講演のあと、質問&トークでチェルノブイリ支援の息長い活動から、福島原発事故後の保養活動の大切さを訴えていました。30年は必要とおっしゃっていたのが印象に残っています。
昨年秋にチェルノブイリ訪問ツアーを呼びかけられ、その後体調不良で延期のお知らせをいただきました。
「中止では無いから延期ですから」と強く言われました。
今年4月頃、お聞きしたいことがあって電話したときに、もう病院を後進に任せたから、10年は活動できるよとおっしゃっていました。
おいでませ山口♪定住支援ネットワークの共同代表として、ウクライナの支援と交流の具体的な経験を活かして、保養や移住支援に意欲を示しておられました。
いのち・未来うべでは、2014年2月21日に市民研究会(金曜学習会)の講師として「チェルノブイリ事故から見たフクシマ」という報告をしていただいています。医師になりたての頃、禁煙運動からタバコ会社のおかしさと社会の矛盾に気づき、チェルノブイリ原発事故後の活動を強く始める基礎になったと語っておられました。
その時いただいたプロフィルです。
1951年 長崎生まれ
1969年 下関西高校卒
1975年 山口大学医学部卒 整形外科医に
2002年 小野田で開業
1996年より ウクライナ支援(ドゥルージバで)
なお、松岡整形外科の病院のホームページには、国際活動としてウクライナとの交流の記録が載せられています。
参照ください。
http://matsuoka-seikei.com/katudou.html
また、毎日新聞への投稿がここに掲載されています。
http://mainichi.jp/articles/20160924/ddm/005/070/003000c
多くの人によって業績が語られ残され、引き継がれることを願います。
本当に無念でなりません。
謹んでご冥福をお祈りします。
事務局 安藤 公門