『いのち・未来 うべ』では、第1、第3の金曜ウォークの後に、「市民学習会」を開催しています。
20日の学習会のテーマ:『なぜ原発が止められないのか~敗戦国日本の呪縛~』
講師:崎田修平さん
《講演概要》
福島第一原発の事故以来、日本中のすべての原発が止まっていますが、今年中に川内原発1,2号機と高浜原発3,4号機の再稼働を行う画策が目下、進められています。
福島事故では、いのち、暮らし、国土が大きく破壊され、国民の多くは「原発はもう要らない」と思っているにもかかわらず、止めることができないのはなぜでしょうか?
原発は、単純に電力やエネルギー供給の問題だけではなく、実は、戦後70年を通して敗戦国日本が背負わされた、大きな呪縛の一つではないでしょうか?
その呪縛とは何?
そんな謎を解くカギになる著書が昨年、出版され注目を浴びています。
それは、「〈戦後再発見〉双書」の企画・編集者矢部宏治氏による『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』です。
今回の学習会では、矢部氏の本著書および「〈戦後再発見〉双書」などの内容を中心に、講演者の視点も若干加えて、
「原発が止められない」呪縛の構造:すなわち、原発につながる、原爆、戦後の検閲、憲法の出自、安保法体系、司法(砂川裁判)、政官、マスコミなどとの関係性を概説したいと思います。
戦後70年間、日本人は、一番大事なことを知らされないまま、アメリカが与えた民主主義を享受してきました。
それが本当の民主主義だと信じて。
しかし、今判ったのは、私たち国民に知らされていない、隠されたことがある限り、日本は、本物の民主主義を獲得できないのでは、とさえ思われます。
いつまで経っても、アメリカの言いなりなのは何故なのか、学習会で一緒に学びましょう!!
なお、毎週18時から宇部市役所前集合で、金曜ウォーク(サイレントアピール)もあります!
暖かい恰好で、ご参加ください。
日 時:2月20日(金)19:00~20:30
場 所:宇部緑橋教会2階(宇部市役所裏)
参加費:100円
(み)
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