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【乗車記】少数精鋭2600系のうずしお号に乗ってみた。

2025-01-07 13:26:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。


今回は2024年12月下旬の乗車記。
そして乗車するのはわずか2編成しか製造されなかったJR四国の特急型車両「2600系」で運行される高徳線特急のうずしおです。

停車駅と発車時刻
うずしお18号
 徳島 14:23
 池谷 14:32
 板野 14:39
 引田 14:51
三本松 14:58
 志度 15:14
 屋島 15:20
 栗林 15:25
 高松 15:30

乗車記
こちらが今回乗車する2600系です。

この車両はわずか2編成しか製造されていません。そうなってしまった理由は2600系の構造にあります。2600系は老朽化した日本初の振り子式気動車である2000系の置き換えのために製造されました。その際、振り子装置は維持費がかかるため振り子(制御付き振り子装置)よりかは維持費が安く構造が簡素な空気バネ式車体傾斜装置が採用されました。空気バネはN700系などの新幹線にも採用されており自社の8600系も同じく空気バネ式を採用してました。ただ、線形の良い新幹線と比べて線形の悪い四国では空気バネ式は不向きで実際に2600系を導入する予定だった土讃線で試運転をさせてみると空気が足りなくなるというまさかの展開になってしまい屋根上などに追加で空気タンクを設置しましたがそれでも足りなく、最終的に土讃線での導入は困難という決断が下されました。
振り子式制御装置を備えた2700系は土讃線での試験走行の成績も良好で無事、2000系を淘汰しました。
2600系のカラー+黄緑色のラインが入っています。
内装は2700系に近いですがヘッドレストがあることが大きな違いです。


また、2700系のうずしおは3両ですが2600系は2両です。
そのため徳島方の1両の半席を指定席、それ以外を自由席としています。

フットレストバーがある。


アームレストにはコンセントがあります。
リクライニングはボタン式です。


吉野川を渡る。

最初の停車駅、池谷は面白い構造をしています。この駅は鳴門線の分岐駅なのですが高徳線と鳴門線でホームが分かれており跨線橋がそれらを結んでいます。
板野を出たら山を越えます。

山越えが終わると進行方向右側に海が見えます。

引田も特急がよく止まる駅です。

ここで特急と離合。
列車は三本松に到着。
一つ手前の讃岐白鳥も一部の特急が止まっていた気がするので列車によっては引田・讃岐白鳥・三本松と連続停車することになるんですかね?

志度までくれば讃岐平野に出るため都会的な車窓になります。

ここでも一本離合。
志度から高松は高徳線以外に琴電もあります。

途中疲れで意識が飛んで屋島駅を見逃してしまいました。
列車は栗林に到着。
進行方向右側には高松の市街地が広がっています。しかし高徳線はこの市街地をぐるっと外周するような感じで高松駅へ向かいます。

琴電は市街地を突っ切ってまっすぐ高松築港駅ヘ向かいます。
予讃線と合流するとすぐに高松駅に到着です。

次に乗車するのはマリンライナーです。
まとメモ
列車種別:特急うずしお18号
使用車両:2600系2両編成
使用座席:普通車指定席(1号車1番D席)
使用路線:高徳線
運行区間:徳島→高松
乗車区間:全区間
乗車時間:1時間7分


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