昼はパスタ。故三遊亭圓楽さんの「圓楽 芸談 しゃれ噺」を読む。“戦争と平和”というトルストイばりの章に目が留まる。1985年3月11日、師は大きな借金をして江東区役所前に「若竹」という寄席を建てオープンなさった。それで、“戦争と平和”という題で全国を講演して歩かれた。どういうお話をされたか詳らかでない。大筋は、「明治以降日本は戦争ばかりしていた。戦後は何十年も平和を謳歌している。平和の大切さを決して忘れてはいけない」ということのようや。
講演に「サゲ」があるというのは変やけど。「娘さん、お嬢さんって言われるのはせいぜい22、3まで。30は年増.40は大年增。50はババアで60になりゃあもう松喰い虫。そんなことを言ってるあたしもこんないい歳をして、こうやってフワフワ生きてる。それもこれも平和のおかげなんです。ですから平和というものはありがたいものですね」。それを言ってウワッと笑っていただいたところで「戦争と平和という一席でした」。これが大うけしたという。
まだ読み途中。これ、アメリカの高官に読ませたらどういう反応をするかな。「日本ノ平和アメリカノオカゲナノデ~ス」とでもいうのかな?あすには読み終えよう。遅い午後、千里南公園へ。梅林はピークを過ぎたと思うが雪洞がまだある。人足が続く。老人が携帯で撮っている(写真上)。行き交う顔見知りと「きょうは寒いですね」。にっこりしかめっ面。朝積もっていた花壇の雪は午後には全部解けた。パンジーは寒さに強い(写真下)。白い花のストックがまた倒れた。立てようとしたら根が千切れてしまった。しもた。
廃業のスタンド消える春寒し 愚老
フワフワと梅林歩く平和かな 同
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ノーやん
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