ノーやん日記パート2

冬芽観察

 終日曇り。北寄りの風が吹き寒い。体感温度5度前後。午前中、「戦後生まれの俳人たち」を読み終える。素直に読解できぬ“難解句”ばかりといってもいい。時代についていけぬ。芭蕉や一茶の句を面白がっているのは時代遅れか。昼は月見そば。

 午後、生態観察同好会の例会へ。各自拾ってきた木の芽や果実、葉っぱを出して名前や科名、特徴などを勉強する。23種類の植物がデスク上にのった。トップバッターは愚老のヘクソカズラの実。やいとばなともいう。アカネ科。つる性で葉は有柄で対生。光沢のある果実をつけリースなどに使う。こんな調子で、サンシュユ、ロウバイ、シャカトウ、チャンツー、センダン、タイサンボク、カシワバアジサイ、マロニエ、シマサルスベリ、マサキ、イイギリ、サンゴジュ、アカナラ、シマトネリコ、ユキヤナギ、コナラ、ソメイヨシノ、シナレンギョウ、オトメツバキ、サザンカ…つぎつぎ枝葉や花芽、果実がデスクにならび科名や特徴をいう。分からない植物はM先生が解をいう。このうち対生はどれか、常緑はどれか、学習した。来月も各自、植物を持ち寄って勉強する。
尖がって出窓の鉢に春兆す 龍尾
のそのそり白梅嗅ぎに写し撮る 同
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(写真上=フッキソウの花芽、中=カシワバアジサイの冬芽、下=花とみどりの相談所果樹園に咲く最小梅の花)

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}不思議ですね。ときどき水をやっているだけなのにチューリップが5つこの寒さのなか芽を出し始めました。
fm
「尖がって出窓の鉢に春兆す」

企業がカレンダーを「合理化」していらい、季節感を感じるものが少なくなりました。僅かに残されたのは出窓の芽ですね。
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