キキョウ科のイソトマ。青っぽい花を咲かせる(写真上)。花とみどりの相談所では鉢植えにしている。なぜかな、と調べてみる。寒さに弱いらしい。アロエといっしょや。気温が5度以下のときは部屋に入れてやる。人はそういう植物の育て方を身につけた。
ムラサキ科のワスレナグサ。北海道などでは自生している。寒さにも強い花。花壇に地植えする。中世ドイツの騎士ルドルフと金髪の美女ベルタがドナウ川の岸辺を歩いていて、青い花を見つけたルドルフが誤って急流に流され、その花をベルタに投げつけながら「私を忘れないで」と言ったという悲恋伝説からこの名がついた。独名Vergissmeinnicht、英名Forget‐me‐not。和名勿忘草。植物学者の川上滝弥氏が訳したという。種類が違うのか、万葉集には忘草というのがある。ところかわればしなかわる、か。ちなみに忘草は夏の季語。勿忘草は春の季語となっている。昼はざる蕎麦。
育てるや思案のしどき忘れ草 昇龍子
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ノーやん
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