花の雨

　雨。冷える。「蕪村全集」六、七巻を読み終えたので八、九巻を予約する。蕪村没した翌年天明4年8月、蕪村門の百地が編集した「夜半亭月次」を見る。兼題方式で句会を催した様子が記録されている。表題は「花のちから」。

　滋賀の住民29人が求めていた関電高浜原発3，4号機の運転差し止め仮処分申請にたいし大津地裁はきょう9日、運転差し止めを認める決定をした。当たり前といえばあたりまえだが、再稼働を認めた原子力規制委員会とはいったいなんやねんと思った。原発を規制できるとホラを吹かず国民に「おわび」して解散したらどうかね。札束で住民を懐柔し帝王のように振る舞う電力巨大資本。日本列島に９つ。始末のおえぬ廃棄物を満杯にしてどう責任を取るつもりかね。それを聞きたい。写真はモノレール千里中央駅前花壇のビオラ。
　　　　　　　　　　　　　　　どの花も同じ顔してビオラ咲く　昇竜子