腹はへっても食欲わかぬ。そうめんを一把湯がく。花壇にきょうは何日め振りかで水やり。切り戻ししたマリーゴールドが元気づいている。六甲方面の空に綿菓子のような白い雲が浮かんでいる。う~ん、なんとなく秋やなあ。昼から箕面のスーパーへ食料品の買い出し。千里ニュータウンの北部はツクツクボウシの大合唱や。わが町では聞かれぬ光景。道端に萩の花が草むらから顔を出している。赤蜻蛉が風に吹かれて樹間を泳いでいる。
鈴木修次さんの「日本漢語と中国」を読み続ける。「三権分立」にまつわる用語が日本でつくられ、「権利」と「義務」の語が中国へ流出し、「科学」と「真理」ということばも日本から中国へ輸出されたという話。どれも実証的な探究に興味が沸くがいささか専門的でむつかしい。読み終えたら何れ読後感を記そう。
きょうはロンドン五輪にむけ中国・開催中のアジア最終予選でサッカー女子“なでしこJP”の対北朝鮮戦に日本中が注目している。日本は苦戦していたが後半1点あげた。いいぞニッポン。よろこんだとたん北朝鮮に1点入れられる。W杯優勝チームが各国に研究されるのは理の当然。だから連続勝利は簡単やない。言語学者の鈴木さんによれば「弁証法」という用語も日本が生み出した漢語という。弁証法を解すれば勝てるんか。そんなもんやなかろう。むつかしいぞ。論理学とサッカー。関係ない!といえば形而上学。あると単純化すれば形而下学。さて、勝利する解は???…
風に浮かれ尻尾夕陽の赤蜻蛉 愚老
雲浮かぶ道端そろり萩の花 同
甘そうな綿雲浮かぶ秋の空 同
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ノーやん
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