ノーやん日記パート2

ボケと忘却

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 朝からスカーッと晴れ。けどお陽さんが昇るとじんわり蒸す。千里西町花壇の当番へ(写真上)。土はまだ湿り気があるので水やりはパス。外周のモク拾いと花がら摘み、雑草引き。ちょっくら植え込み過ぎや。ビンカやケイトウが大株のマリーゴールドの下に隠れて陽が当らない。大株を束ね、日蔭の花に日当たりをよくする。マンション花壇の花がらを摘む。アスターは花も小さくもうお終いという顔つきや。玉簾が清楚に咲いている(写真下)。

 昼から梅田へでる。途中、自治会の防災活動でごいっしょしたAさんにあう。「やあ、お久しぶり」「お元気ですか」「まあ、なんとか」。ところが、名前が思い出せない。長いことアメリカ勤めをし定年退職で帰国されたことは聞いていた。う~ん。うなっても名前は出てこん。忘却とは忘れ去ることなり…。脈絡もなく「君の名は」がパカッと出てきた。1分経つか経たないうちに、また「こんにちは」と小柄な男性に声かけられる。じい~っと顔を睨むようにして2秒ほど…「やあ、こんにちは」と返事をした。覚えている顔だがどこのどなたやったかいな。しばし、記憶の糸をたぐる。数分してK社の営業マンというところまで思い出した。けど、名前は出てこん。ボケの進行を自覚する。

 阪急梅田を降りてカッパ横丁の古本屋街へ。あれっ電気が消えてる。きょうは水曜日か。古本屋街の定休日や。思い出したがあとのまつり。いたしかたなく紀伊国屋をのぞき天満に移動して天牛などうろつく。読みたい本が何冊もあるがやめる。図書館で読もうと、著者と本の名を必死に覚える。15分くらいは覚えていた。電車に乗って南千里へ降りて復誦する。スカーッと忘れた。忘却とは忘れ去ることなり。とは、ようゆうたもんや。

みんみんの腸絞る暑さかな 愚老
飛蝗背に花がらを摘む媼かな 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}fmさん、ありがとうございます。しばらく夏に戻りそうですね。
fm
「みんみんの腸絞る暑さかな」

朝晩は過ごしやすくなりましたが、昼間歩いてみるとまだ暑いですね。
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}mikomaiさん、ありがとうございます。脳は古びるもんですねえ。
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