ノーやん日記パート2

花筏

 晴れ。風もなくいいお天気。午前中友人宅へ先月暮れの夜桜会の礼状を届けて回る。まちはすっかり赤い蕊桜に染まり、庭先のチューリップや枝垂れ桜(写真上中)、サトザクラが目を引くようになった。わが出窓のチューリップもピンクの花びらを見せ始めた。春本番や。正月に食卓に飾った葉牡丹が塔を立て花を咲かせ始めた。サツキ・ツツジも初夏を待ち構えている。お昼は素麺とベーコンエッグ+トマト半切り。さっぱりと。

 午後、吹田の千里図書館へ。先月末、豊中市上新田2丁目の住宅で60代の老人兄弟が“孤立死”していたというニュースを各紙で読む。2段記事にしたところもあったがほとんどべた記事だった。 室内はごみと下着類の山になっていて67歳の兄と61歳の弟が室内の別々の場所で死亡していたという。死亡時刻は二人同時だったのだろうか。違うとすればどちらかがなぜ肉親なり警察なりに通報しなかったのか。疑問が沸く。妹(59)さんが、墓参りのついでに実家を訪ね110番して明るみになった。マンション街は人のつながりが極めて希薄。というより断絶している。こういう地域社会の“崩壊”を考える動きはまだ弱いと思う。愚老は、問題意識をもつ一人だが、みそ、醤油のやりとりからはじまる近所づきあいのある社会はどうしたら取り戻せるのだろうか。

 南千里の桜並木の水路には花筏が南北に長~い帯のように連なっていた(写真上)。
               居ないかな一寸法師の花筏 龍尾
               花びらや草餅愛でるたなごころ 同
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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}一寸法師を思い出したのは何十年ぶりでしょうか。二匹の鬼をやっつけ、お姫さんの小槌で一人前の姿になったという昔話。花筏からの連想です。期待されていたとは驚き桃の木山椒の木です。
fm
「居ないかな一寸法師の花筏」

花吹雪の次は花筏かなと、実は期待していましたが、ずばり当たりましたよ。一寸法師は久しぶりに聞く言葉です。

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