春の雪

　晴れのち時々風花が舞う。きょうも寒～い一日。風流にいえば青空に雪が舞う春の一日。朝8時半ごろ、緑化リーダー会のKさんから風邪のため千里局当番に出られない旨電話あり。わが輩とMさんで花壇の清掃作業をする。花壇は積雪があり水やりは不要。雪のかかったサザンカをデジカメで撮る若い女性がいた。山茶花の落花を清掃して30分ほどで当番の作業を終わる。

　午前10時前、帰宅してコーヒーを沸かす。ペッとの糞害調査の結果をまとめプリントし関係方面に通知する。お昼はパスタ。午後、南千里の千里図書館へお天気キャスター・石井和子さんの「平安の気象予報士紫式部」と坪内稔典さんの「俳人漱石」を返却。宮田光雄さんの「キリスト教と笑い」、稲田栄洋さんの「都会の雑草、発見と楽しみ方」を借りる。

　図書館から天神橋六へ阪急電車で直行。天三の古本屋さんを徘徊し夕刻天五の立ち飲み屋で住宅や株の値下がり談議をする。わが輩は一株も持ち合わせていないので株をやっている人の心理が分からぬ。「株言うのはバクチでっしゃろ。毎日ドキドキとちゃいまんの?」「バクチはその通りや。けどぼくは一喜一憂しない。一年後を読んで売買している」。極意を聞きたかったが聞かずに帰る。

　　朝方7時前後短時間だが千里ニュータウンはうっすらと雪化粧した。千里西町花壇のプリムラマラコイデスは寒さに強い花。積雪を喜んでいるようだった。　　

　　雪化粧した山茶花はうつくしい。若い女性がデジカメを向けていた気持ちが愚老にも分かる。　　

　　これがお多福南天。寒さが厳しくなるにつれて葉が赤くなる。

山茶花の花びらちょっと薄化粧　龍尾