親友がアメリカの一茶研究・翻訳家による英訳130句を送ってくれた。日本ではあまり知られていない初見の句が多かった。俳句という短詩(日本語で五七五)の詠み方、行間を読み取るアプリオリな感覚に微妙な違いを感じた。ドライな合理主義精神から見た俳句観。俳句の国際化は簡単ではないな。俳句の国際化に尽力している夏石番矢氏に水を差すつもりはないが。
きょうの一句を考える。部屋に籠っていては浮かびようもない。昼はパスタ。玉ねぎとにんにくを炒めケチャップとウスターソースでローズマリーとオレガノを振り掛ける。ごまだれのレタストマトを副菜に。
千里南公園の北花壇をのぞく。菜の花とスノーフレーク(スズランスイセン=写真下)、ムスカリ(写真上)が目に入る。ムスカリは群生してなんぼという花。いつもチューリップなどの脇役なんや。季語集を調べるが例句は見当らない。地中海、南西アジアを原産地とするユリ科の地味な花。グランドカバーとしてはうってつけ。春をつげる花。スノーフレーク(スズランスイセン)はヒガンバナ科の可憐な花。どちらも句にしたくなる花だが作句力が追いつかない。
簇生のむすかりいつも控えめに 昇龍子
コメント一覧

ノーやん

fm
最新の画像もっと見る
最近の「インポート」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事