ノーやん日記パート2

須磨の浦に松を想う

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 雨のち曇り。春分の日が過ぎて春本番だが、あいにくの雨。部屋に籠ってきょうの一句を考える。生態観察同好会の宿題「マツ科」(Pinacede)が頭にこびりつき、「松の花」の句を考える。しかしアカマツの花を先日見たばかり。「松の花」を歌った句は意外と少ない。わずかに芭蕉の「まつ花や藤三郎がよしの山」が見つかったがピンとこない。この「まつ」は桜の開花を「待つ」の意だろう。「松」というと、ぼくには三保の松原や東海道五十三次の街道筋、須磨の浦などが浮かぶ。白砂青松の地を想う。

 松原という地名はあちこちに聞く。淡路島に慶ノ松原があり、家族で昔海水浴に出かけたことがある。浜でキス釣りをし民宿の犬に提供した。須磨の浦は海釣り公園がありなんども出かけた。松原や敦盛の塚、須磨寺などぼくの遊びのスポット。

 ネット情報で国連の発表した「2017世界幸福度報告書」とギャラップなどによる「2017世界幸福度ランキング」を見る。国連調査は、北欧諸国が上位を占め、ギャラップ調査では太平洋・東南アジア・中南米諸国が上位を占めた。幸福度の価値基準が違うのだろう。日本はどちらも上位でも下位でもなく、“ちうくらいなりおらが春”というところだった。写真は、服部緑地公園の梅林。
          敦盛や松花こぼるる須磨の浦 昇龍子

 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}名訳だと思います。松の花のいい句を見つけたら教えて下さい。
fm
「敦盛や松花こぼるる須磨の浦」
敦盛は須磨で討たれたのですか。子供の頃海水浴に須磨へ行ったらしいです。

「目出度さもちゅう位なりおらが春」の訳ですが

New Year's morning—. everything is in blossom! I feel about average.

ではないでしょうか。すみません脇にそれて。
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