午前9時、千里局花壇の当番。Kさん、Mさんと愚老の水曜日班全員揃う。マリーゴールド、ジニアなどの花柄を摘み、周辺街路を清掃。「ユリノキの落ち葉が出だしたら大変やけどきょうは序の口や」。花壇を囲っている「さざんか」がピンクの花をちらほら付け始めた。日誌に記す。
南千里のスーパーへ牛乳とパンを買いに走る。「千里のみどりのさんぽみち」に、乙女椿が咲いているのが目にとまる(写真下)。愚老の頭がこんがらがってきた。「さざんか」も「つばき」も咲く時期はいっしょ。冬と春に分ける季感の違いが分からない。
コラボの千里図書館でさざんかとつばきの語源を調べる。「日本国語大辞典」(小学館)には、「山茶花」は「ツバキの漢名、山茶に由来する“さんさか”の変化した語」とある。「椿」(ツバキ)は日本独自の創作字で、中国の「椿」(チン)とは別、という。漢字では「山茶」「海石榴」。「海拓榴市」(つばいち)というのがたしか万葉の奈良・山の辺の道にあったな。まことにややこしい。こんなことに首を突っ込むとだんだん理屈っぽくなって詩情がどこかへ消え失せてしまうネ。
ちらほらと茶梅ねじれる通学路 昇龍子
落ち葉掃くあれれのおじさん街角に 同
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ノーやん
fm
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