午後、緑地公園の天牛本店へ。途中、桃山台駅すぐのかすが大池による。釣りをしている青年がひとり。他に人気なし。池の真ん中の噴水がしぶきを上げている(写真上)。岸辺から覗くと池の水が透きとおり鮒の群れが水草を突いているのがよく見える。青年は鮒が疑似バリに見向きもしないとさっとあきらめてつぎつぎ場所を変えて行く。そんな甘いもんやないで兄ちゃん。この池と周囲一角は桃山公園になっていて入口付近にボランティアによる花壇がある(写真下)。花のネームプレートも立っている。周辺住民が自主管理している公園はどこもきれいになっているなあ。
古本の老舗「天牛」の本店。加納喜光さんの「漢字の常識・非常識」(講談社現代新書)、「井上ひさしの日本語相談」(朝日文庫)、「日本文学全集・古事記・万葉集」(河出書房)を買う。当初の目的は植物事典類だった。コーナーにある書籍を引っ張り出すが目当ての本はない。そこで足は自ずと俳句関係の本棚に向く。ここもこれと思う本がない。で、最後は100円コーナーへ。古事記も万葉集も現代口語訳を持ち合わせていないので衝動買い。国語研究にご熱心だった井上ひさしさんの「日本語相談」は目次をパラパラ読んでやはり衝動買い。いままで無意識に漢字を使って来たがそれに「常識」「非常識」があるとは聞き捨てならぬ、いや見て見ぬふりできぬ。キャッチコピーにまんまと引っ掛かって買う。といっても3冊で300円。どれも昼寝用に最適書かも知れぬ。
きのう竹見台小学校の校庭で蝉の鳴き声を聞いた。初蝉や。日記に書き洩らした。
蝉一つ小学校の庭の蔭 愚老
噴き上げる池の岸辺の鮒まどか 同
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ノーやん
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