花壇の土起こしで欅の根屑はどっさり2袋分も出た。「ご精が出ますね」「いつもきれいにしていただいてありがとうございます」…。大勢の方から声かけられる。「これ見て下さい」。ショベルで起こした土の塊に毛細管のようにへばりついた木の根屑を見てもらう。「へえ。すごいですねえ」。毎年こんなことを繰り返すわけにいかぬ。土起こしは腰にこたえる。6年間も同じことを繰り返してきたが、そうしなくてもいい方法をそろそろ考えなくてはいけない。きのうも書いたとおり一つは宿根草の比重を高めること、いまひとつは一年草も4号程度のポットを埋め込んで育てることにチャレンジしてみよう。
日の落ちる時刻が早くなった。ブログを書いているのはまだ5時台。なのに外はもう暗い。きのうの蕪村講演会の余韻が残っている(写真下は中之島の土佐堀川べりで絵を描く人)。蕪村自選の春夏秋冬をじっくり味わいたい。
冬の部の巻頭句を記す。
みのむしの得たりかしこし初時雨
この句、じつは芭蕉の「初しぐれ猿も小蓑をほしげ也」のパロディ。猿と違って蓑を付けているミノ虫は雨が降ってもへっちゃらやでえ、という句。ぼくも悪乗りして、
落ち葉掃く朝は芋焼く立ち話 愚老
枯れ落ち葉蓑より芋を焼くがよし 同
野を踏めば盗人萩に掴まりぬ 同
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ノーやん

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