昼から公園内植物の生態観察勉強会に出席した。一期生が一年がかりで観察した、公園内の埋土種子についてのレポートのまとめ段階だった。どんな植物がどれくらい土の中に埋まっているかを調べたのだった。その結果と、土を採取した現場はいまどうなっているかを実見して歩いた。いろんな発見があった。カタバミはムラサキカタバミだった。たんにイネ科としていた植物はオニウシケノグサだった。ポピーとしていたのは、ナガミノヒナゲシだった。イヌノフグリはタチイヌノフグリだった。これらはもちろん雑草である。
そのほかに、ホトケノザ、ナズナ、オランダミミナグサ、ハコベ、スズメノカタビラ、トキンソウ、カタバミ、フラサバソウ、ヤエムグラ、ヒナゲシ、ムシクサ、ヤブニンジン、キウリソウ、ヒメシバ、ハルジオン、ヒメオドリコソウなど種々雑多な雑草を知った。なかでもイネ科は種類も多くどれほどあるのか勉強してみたくなった。5枚葉のアケビがひょんなところに生長していて「鳥が運んできたのでしょうかねえ」と驚いた。
スズメノカタビラやトキンソウ、オランダミミナグサ、、ホトケノザあたりはわがマンションの花壇にもよくお目見えする雑草だ。カタバミ類のオキザリスあたりになると花なのか刈り取るべき雑草なのか見分けが難しい。
うなづきて薺の花の吹かれをり 虚子
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