ノーやん日記パート2

白梅

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 晴れ。寒さ少し緩む。花壇に出る。「寒い日が続きますねぇ。きょうはちょっとましでっけど」。自作の大根を片手にHさんは、「陽のあたらんとこの土は凍ってカチカチや」「水やりしてええもんか迷うねぇ」。ことにストックは水加減が難しい。土の表面が乾いていたのでしっかり水やりする。賢妻が「お父さん白梅が咲いたよ」という。年末に剪定した梅の枝を無造作に花瓶にいけていた。「ほう、えらいもんやなあ」。

 午前10時すぎ、歯医者さんへ。「左の犬歯、しみませんか」「ハイ、ちょっと…」。即修理。

 午後、椎茸、卵でうどんを湯がく。親戚の叔母さんの介護を頼まれた賢妻が介護の経験がないのでうろうろする。結局叔母さんの娘たち、といっても遠くへ嫁いでいる娘らが親の面倒を見るという話になった。介護制度はできたが実態はたいへんなんだ。いずれ自分のことになる。

 中之島図書館へ予約本を取りに行く。途中、千里南公園による。梅林を歩く。まだ蕾が膨らみだした状態だが一本だけ白梅がほころびだした(写真)。これから寒さに抗して一輪一輪咲き始めるのだろう。あしたは寒さがきびしくなり雪が降るという。北海道は零下28度とか。野菜も肉も凍りついてしまうと思うがどんな生活なのか心配する。図書館の帰りに古本屋に立ち寄り、高橋哲哉「戦後責任論」、香山リカ「<私>の愛国心」を興味本位で買う。白梅の写真がうまく撮れなかったので帰りに撮り直す。

むめ一輪一りんほどのあたたかさ 嵐雪
二もとの梅に遅速を愛すかな 蕪村

白梅の楚々と咲き初む二輪ほど 愚老

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}いつごろから「むめ」が「うめ」になったんでしょうねえ。嵐雪のこの句は春の訪れを感じさせ覚えやすいです。
fm
「むめ」は「うめ」だったのかあと愚者はいい。

「白梅の楚々と咲き初む二輪ほど」この句秀逸ですよ。

そろそろ「むめ」の季節ですか。たくましいですね。
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