ノーやん日記パート2

紅梅

画像
 曇りのち夕方晴れ間。きょうは小正月。京都や大阪では女正月とも言った。女性が松の内の忙しさが済んで15日、年礼に出る風習があった。小豆粥を食す日。そんな習慣は根っからの大阪人でないわが家には無い。

 午後、千里中央公園へ。安場池の野鳥探索をする。いるいる。向こう側の池の渕の木陰付近に10羽ばかり。双眼鏡で見る。きれいな羽根をしているのが数羽。鴛やマガモの類いだろうナ。池の真ん中には出てこない。しばらく待ったがあきらめて千里南公園へ移る。きょうも梅林を訪ねる。紅梅が咲きだしていた(写真)。だんだん華やいでくるな。春はもうすぐやで。カメラを手にした人がチラホラ丘に上がってくる。

 牛首ヶ池に下ると突然鳩が飛び立った。と思うと烏が嘴に白いもんをいっぱい咥えて傲然と松の枝にあがった。なんやなんや!烏が鳩を鷲掴みして羽根をくいちぎっているところだったんや。見た瞬間は0.1秒ほど。地面に鳩の羽根が散らばっている。ぞぞっとした。烏は子烏に口にくわえた羽根を口移しにしていた。「このギャングめ!」ぼくが咄嗟にカメラを向けると、親子烏は逃げ去った。池の中の軽鳧たちは20羽ほどが固まって鳴き声を上げている。鳩が襲われていたのを見ていたのだろう。「烏に負けたらあかんで」と襲撃に備えているように見えた。

 恐ろしいのは烏だけではないナ。羽毛をはがすように庶民から税金をむしり取ることを「決断した」猛獣まがいのけったいな妖怪(改造政権)がきのう日本に出現した。軽鳧のように結束して抵抗しないと、新怪獣(頭がなく口が尻尾で尻尾が口のような妖怪)・「カンムシリ―」に人もむしり倒されるやもしれん。これ、ぼくの直感。お人よしだけではあかんで。ほんま。

紅梅の咲くとき妻の女正月 愚老
紅梅の華やぐときは始まりぬ 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%ふつうの顔webry%}ありがとうございます。女正月の句は毎年わが俳句クラブの例会に出句されます。ぼくの作ではありませんがわが会員の秀句を紹介します。
すこやかに妻さびており小豆粥 章三
fm
「紅梅の咲くとき妻の女正月」

「女正月」という艶っぽい語はたしか昨年に教わった気がします。早いものです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「インポート」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事