午後、千里中央公園へ。安場池の野鳥探索をする。いるいる。向こう側の池の渕の木陰付近に10羽ばかり。双眼鏡で見る。きれいな羽根をしているのが数羽。鴛やマガモの類いだろうナ。池の真ん中には出てこない。しばらく待ったがあきらめて千里南公園へ移る。きょうも梅林を訪ねる。紅梅が咲きだしていた(写真)。だんだん華やいでくるな。春はもうすぐやで。カメラを手にした人がチラホラ丘に上がってくる。
牛首ヶ池に下ると突然鳩が飛び立った。と思うと烏が嘴に白いもんをいっぱい咥えて傲然と松の枝にあがった。なんやなんや!烏が鳩を鷲掴みして羽根をくいちぎっているところだったんや。見た瞬間は0.1秒ほど。地面に鳩の羽根が散らばっている。ぞぞっとした。烏は子烏に口にくわえた羽根を口移しにしていた。「このギャングめ!」ぼくが咄嗟にカメラを向けると、親子烏は逃げ去った。池の中の軽鳧たちは20羽ほどが固まって鳴き声を上げている。鳩が襲われていたのを見ていたのだろう。「烏に負けたらあかんで」と襲撃に備えているように見えた。
恐ろしいのは烏だけではないナ。羽毛をはがすように庶民から税金をむしり取ることを「決断した」猛獣まがいのけったいな妖怪(改造政権)がきのう日本に出現した。軽鳧のように結束して抵抗しないと、新怪獣(頭がなく口が尻尾で尻尾が口のような妖怪)・「カンムシリ―」に人もむしり倒されるやもしれん。これ、ぼくの直感。お人よしだけではあかんで。ほんま。
紅梅の咲くとき妻の女正月 愚老
紅梅の華やぐときは始まりぬ 同
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ノーやん
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