ノーやん日記パート2

駅前花壇

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 曇り。少し寒い。総選挙の開票が進みTVは自民圧勝のニュースを流し続ける。バンザイ、バンザイの音声が繰り返される。世の中、この声に突き動かされて右へ右へと押し流されていくような錯覚に陥る。憲法九条改定、集団的自衛権(戦争権)容認へすすむのだろうか。消費税増税推進・社会保障削減の道へまい進するのだろうか。TPP参加をはじめアメリカにより忠実なポチの道を選ぶのだろうか。ぐるぐる疑問がつのる。国会の議席数と国民の声とのギャップは60年代にも体験した。ぼくの常識は日本人離れしているのか、自問した。

 プレイロットのパンジーが一個抜かれていた。愕然とした。昨年は4年生によるパンジー投げ捨て事件があった。同じ少年とは思わないが、植物も生き物だよと教えてやりたい。

 各花壇のパンジーの花がら摘みの後、モノレール千里中央駅前花壇の管理作業へ。「きょうの作業はなんでしょう?」「花がら摘みです」。「わかりました」。挟みをもって各花壇のビオラの花がらを摘んで回る(写真上・下)。

 10時過ぎ、千里中央から淀屋橋に出て中之島図書館に桂米之助師の「大阪ふらり」を返本。別府葉子さんのCD「スケッチブック」も。心うきうきする曲をタダで聴かせてもらった。サンキュー。図書館で総選挙結果を報じる各紙を読む。各紙はおおむね、自民党の「圧勝」を民主党の「失政」への振り子現象とみている。日本の政治の右傾化への警戒感はない。中之島はスケッチブックを手にする老人がたくさんいた。

 天神橋まで歩き古本屋を回る。自然エネルギーの本を探して歩いたが不思議なことに一冊も見当たらなかった。

北風に身投げ留めし文七よ 愚老

コメント一覧

ノーやん
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{%泣くwebry%}厄介者という発想ですか。人権・平等思想発祥ので。われら患っている老人などははやくくたばれですね。
fm
アメリカ共和党の大統領候補が信頼できる裕福な支持者を前に47%の人は社会の厄介者という話を漏らしました。辺りを見回しての話ですが、ヒソヒソとそういった思想を打ち明ける人はいると思います。
ノーやん
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{%うれしいwebry%}不幸にして疾病などで所得のない人を見捨てる税制は近代の人権思想にそぐわないのでは?そんな思想がいまも健在?
fm
民主主義税制とはお金を儲けた人にはご褒美をだし、儲けれなかった人には反省の機会を与える制度であるべきという考えはビクトリア朝以来根強く支持された意見です。上流階級の子弟は試験の成績を見ても優れているから、その社会の支配者に相応しいという「統計学的結論」を出したイギリスの学者の名前を忘れました。
ノーやん
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{%うれしいwebry%}fmさん、カナダは富裕層への優遇税制を問う選挙があったんですか。労働者をぴりっとさせる「改革」とは?民主主義的税制の基本は累進課税による所得の再配分をはかることではないでしょうか?
fm
時の総理大臣の主張は、カナダ経済の不振の原因は真面目な企業者とグータラの労働者のやる気をなくさせる税制にあるとしたものでした。富裕層のモティベイションを高めるべく優遇税制をしようとしたものです。よくある話ですが、イギリスのサッチャーのようにカリスマ性のある人でないと失敗します。カナダの首相の場合は女性という以外サッチャーとの類似性はなかったものですから、大将を始めとしてあえなく討ち死にしました。後世に伝えらるべき失敗例です。それと政党数が多かった点でも類似性があります。私がカナダにいた30年くらい前にも労働者をピリッとさせようとして保守党は大敗しました。
ノーやん
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{%うれしいwebry%}fmさん、興味深い話ですね。日本人がわが身にかかる増税を好んだとは考えられません。
fm
私がカナダにいるときに再認識したことですが、増税で選挙を勝ち取った政党はまずありません。ですがその後更に記録的な大敗北をした与党がカナダにありました。その時は何がテーマだったか知りませんので、調べてみたいと思います。総理大臣も落ち、三桁の議員が二人になったというのです。たしかに小選挙区制はすごいです。別に驚くことはないのかもしれません。
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