ノーやん日記パート2

俳人の条件⑥阿波野青畝編

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 曇り。時々しぐれる。早朝、上階から部屋の廊下にポタポタ水が落ちているのを見つける。築30年のマンション。あちこちガタがきているのだろう。漏水を洗面器で受ける。8時前になって上階のお宅に異常はないか聞く。「異常ありませんよ」。写真を撮って管理事務所に修繕願いを届け出る。昼過ぎ、工事屋さんが来る。上階の給水管からの水漏れらしい。修繕は最短で5日後の26日という。年末は多忙で人手がないそうや。困ったこっちゃ。

 午後、南千里のスーパーへパン牛乳を買いに走る。千円でお釣りのくるバーボン「アーリータイムス」を買う。きのう、千里俳句の会長が出句したイギリスのスコッチウイスキー「マツカラン」は見つからんかった。いっぺん飲んでみたいナ。買い物途中、前自治会役員のNさんにぱったり。「病気してたらしいな」「うん、胆臓のガンや。胃と腸を結ぶとこが詰まってたんや。いまリハビリ中やねん」。顔も話ぶりにも病気の影が見えん。「ま、しっかり養生しいや」。

 駅前ショッピングモールの花屋さんへ寄る。クリスマスや正月用の花が並んでいる(写真上下とも)。本屋さんへ寄る。俳句雑誌の新年号を探す。目当ては付録の手帳。NHK俳句の新年号には付録なし。

 きのうの句会で高得点しながら選外になった愚句のダメージが消えぬまま、きょうも俳人の条件の勉強。クリスチャン阿波野青畝さんの「俳句のよろこび」(富士見書房)「俳句のこころ」(角川書店)を読む。「愛は芸術の華」と説きはる。「自然への愛情」をもて、「三尺の童子」にも分かる句をつくれ、古い観念に溺れるな、「捨身没頭」の意気込みで自然に肉薄せよ、「一如の境地」をつくれ、「単純の美」を発見せよ、無心の立場で「新しみ」を心がけよ。胸にびんびん響く。

 「日本美の再発見」を書いたドイツの建築家ブルーノ・タウトのことば「最大の単純のなかに最大の芸術がある」を引いて「俳句はまさにしかり」という。氏は自身の俳句作法に①素直さ②根気③一は全④ひびき―4つをあげている。よし、これなら「開眼」できそう。がんばろう。

花が華花舗は店掃き年用意 龍尾 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%トホホwebry%}バブル期に建てたマンション。ええかげんな工事をしたんじゃないかと勘繰ります。ローマでは古いほど価値が高いヴィンテージマンションがあると聞きますが、日本の住宅はコスト第一の手抜きが多いですね。
fm
漏水ですか?私は漏水で一階下のマンションに迷惑をかけました。夏に空調を入れたのですが、その時に管から出てマンションをぬらすはずの水がでないのです。管は割れて下の階を濡らしていたのです。保険はマンションの組合で入っているのですよね。一番気を付けなければいけないのが電気洗濯機を使い終わったら水道の蛇口を必ず閉めることですね。階にもよりますが、数百万の損失になるらしいです。ノーやんさん宅は迷惑を被っても迷惑をかけない一階でしたね。自然の水害はないのですか。
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