ノーやん日記パート2

棒のようにつらぬくもの

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 晴れ。朝からくしゃみ頻発。うがい励行。佐藤春夫さんのノンフィクション風小説「南方熊楠」とコロナ・ブックスの「牧野富太郎植物博士の人生図鑑」を読む。前書は落第を繰り返す不良少年熊楠が渡米先の学校でもケンカして放校となり放浪独学の道を歩んだという話。難しい昔言葉の文体なので読む速度が鈍る。途中でビジュアルな「牧野富太郎人生図鑑」に切り替え読み終わる。読み終わって、人生棒のように貫くものをもって生きることを考えた。マスクして外出。所用を済ませ昼はパスタ・ナポリタン。

 午睡。南方熊楠も牧野富太郎も慶応・明治・大正・昭和の世を生きた伝説的な博学の人。草木に生き生涯を植物学に没頭した牧野富太郎の短い伝記を見て感激した。愚老も道一筋に生きているつもりだが魂の入れ方が違う。俳句にしても花にしてもとことん打ち込む姿勢がない。しかしそれが持って生まれた性分なのかもしれん。

 夕刻、千里中央で「森友学園」の異常の第一発見者山本いっとく市議が府議補選に立候補するというので駆けつける。大阪府が「瑞穂の國小學院」を認可相当と裁可しなかったら問題にならなかった話。大阪維新府政の責任も問われるのに知らん顔や。洗いざらい真相を究明しないと日本中に毒が回っていま以上にひどいことになるだろう。税金の使われ方に直結する問題やで。わが身には関係ないと思ってはる人、気いつけなはれや。写真上=千里東町団地のモクレン、下=千里ニュータウンの真ん中を南北に縦断する府道吹田箕面線の中央分離帯に咲く山桜。
          花に生き花に笑わる富太郎 昇龍子

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}生涯植物に生きた人。その人生観に興味がわきます。
fm
牧野先生ですか。いかにも博士と納得されますね。自分は飽きっぽくていけません。
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