ノーやん日記パート2

十二単

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 雨が8時すぎにやむ。強い風が吹く。花壇に出て花がらを摘む。「風が強いねぇ」「吹き飛ばされそうや」「気ィつけてくださいよ」。ビル風も加わってるんやろう。菜種刈りをした圃場の方も見て回る。午後、南千里へ。千里さんぽみちの若葉がすがすがしい(写真中)。

 公園には池畔のあずまやに女性1人しかいない。雨が降り出し、池の中央には鵜が戻っていつものように見張り番のかっこう。軽鳧が一羽グエグエと鳴きながらぼくの方に近づいてきた。なにかくれるのかと思ったのか。いかり豆を放り投げる。が、見向きもしない。ケーキとかもうちょっとましなもんが欲しかったんかナ。

 池の周りの高木のメタセコイヤやポプラの若葉が大きく風に靡いている。柳の枝は空中ブランコのように大揺れ。雨はこやみになる(写真下)。

 モーツアルト、ベートーヴェン、チャイコフスキーなどクラシック音楽のCDの安売りを見るだけで帰る。道すがら十二単(ジュウニヒトエ)に眼が留まる(写真上)。キランソ草(別名ジゴクノカマノフタ)に似るシソ科の多年草。薬草でもある。地べたを這いつくばって群生する。

詩想なき空を彷徨う春の風 愚句
疾風へ十二単は靡かざる 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}りったさんコメントありがとうございます。20年ほど前、石山寺で紫式部のことを紹介している展示館を訪ねたことがあります。滋賀県にはみどころのあるところがたくさんありますね。
りった
十二単。。しだれ桜ではないけれど、薄紫色の優雅な花。
何故か紫式部を思い出しました。
優雅でありつつ、とても力強い花なのですね{%キラキラwebry%}
ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}花付きの実際は12段というわけではないですが、センスのある人が12単衣の女官と見立てたんでしょう。紫というのは昔、高貴な色とされていたらしいです。
fm
ジゴクノカマノフタの名前の由来は知っています。薬効が素晴らしく、病気にならず、当分「地獄の釜」にふたをすることができるとか。お試しになられてはいかがでしょう。

十二単という名前もいいですね。紫色だからでしょうか?
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