公園には池畔のあずまやに女性1人しかいない。雨が降り出し、池の中央には鵜が戻っていつものように見張り番のかっこう。軽鳧が一羽グエグエと鳴きながらぼくの方に近づいてきた。なにかくれるのかと思ったのか。いかり豆を放り投げる。が、見向きもしない。ケーキとかもうちょっとましなもんが欲しかったんかナ。
池の周りの高木のメタセコイヤやポプラの若葉が大きく風に靡いている。柳の枝は空中ブランコのように大揺れ。雨はこやみになる(写真下)。
モーツアルト、ベートーヴェン、チャイコフスキーなどクラシック音楽のCDの安売りを見るだけで帰る。道すがら十二単(ジュウニヒトエ)に眼が留まる(写真上)。キランソ草(別名ジゴクノカマノフタ)に似るシソ科の多年草。薬草でもある。地べたを這いつくばって群生する。
詩想なき空を彷徨う春の風 愚句
疾風へ十二単は靡かざる 同
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ノーやん

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