天明元年(1781)1月の「隅ぐに」詞書。
「摺子木で重箱を洗ふがごとくせよとは、政(まつりごと)の厳刻なるをいましめ給ふ。賢(畏)き御代の春にあふて。
隅ぐに残る寒さやうめの花 」
「摺子木で洗うがごとく」とは、徳川家光の幕政を担った土井利勝が戒めにしたことわざで、隅々に目を配って治世をせよという意味という。蕪村は、安永10年1月、天明元年への世替わりに庶民の窮状救済を期待したのだろう。いまの世は窮民救済どころか苛斂誅求の独裁を縦にしている。
腹の痛み、横になったおかげで少しましになる。パンと牛乳がなくなったのでスーパーへ買いに出る。ついでに南千里の梅林で梅の香をかぐ。よちよちの幼児も自分の背の高さの梅の花に近寄って顔をつけていた。
隅々の腹痛ますな梅の花 昇竜子
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ノーやん
fm
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