紅梅も白梅も緑や赤の肌をした若い小枝に芽吹いている。どれが葉芽でどれが花芽か。吟行しながら俳人の修行。きょうは、ひらのこぼさんの「名句集100冊から学ぶ俳句発想法」(草思社)からつまみぐい。五つの章を列記する―。
(俳句の心得5章)
①表現技術を磨く―20項目あり。うち重要と思う5項目「ざっくりと詠む」「連想力をつける」「観察力を磨く」「多作多捨」「デッサン力」
②モチーフを絞る―「今日を詠む」「戦争を詠む」
③トーンを定める―「飄々と詠む」「シンプルに詠む」
④決め技をもつ―「抒情の香り」「ウイットのある句」
⑤自分らしさをだす―「淡々と思いを描く」「身の丈俳句」
どれももっともなお話。問題はその実践ですね。一に修行、二に修行、三に修行、ですか。漱石に学んでどんどん俳句をつくろう。
冬の陰日のありがたさ身に沁みる 龍尾
赤緑若枝ほつほつ冬芽生づ 龍尾
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ノーやん

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