ノーやん日記パート2

雛壇なきひな祭り

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 曇りのち晴れ。きょうはひな祭り。娘は仕事。妻は両腕利かず。例年なら妻がつくる寿司がない。爺がつくることもかなわずパスタで侘しいひな祭り。横になって、東京やなぎ句会の「五・七・五句宴四十年」を読む。入船亭扇橋を宗匠とする芸能系文化人の句会。その存在は米朝師の著作で知っていたがどんな句会なのかは知らない。本書で初めて知る。写真上=千里より六甲山方面を望む。下=千里より箕面連山方面を望む。

 げらげら笑い転げながら読む。真面目な句会なのか。一読不真面目なようで俳句の真髄を考えさせられる俳文がならぶ。そのひとつ。「遊び半分」というコトバの、あとの半分も、まあ程々。俳句にイノチはかけずに、ただイノチの洗濯をさせて頂いております。小沢昭一さんの「俳句と私」の一文。

 宗匠の船橋師をはじめメンバーの大半が故人となった。そのお一人俳優・加藤武さんが杉村春子さんの「本当に歳をとるっていうのはね、それに何かがなくっちゃいけないの」ことばを紹介している。どっきり。のほほんと怠惰と惰性で生きている。

 午後3時から、石原慎太郎元都知事の豊洲市場の移転問題の真実を語る記者会見があるというので見る。代弁者が石原氏のコメントを読み上げる。ボケ老人の記者会見を見る思い。疑惑だらけの豊洲移転の疑問には都庁の専門家の判断に従っただけとした。東京瓦斯との契約を交わした覚えもなく、責任は議会を含む都庁全体の責任だとした。

なんじゃこれ。鳴り物入りの記者会見だったのに、なにも豊洲移転の疑惑には応えなかった。ひどい会見だった。
               緊迫の雛壇もなく雲歌う 昇龍子

 
          
 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}責任回避のひどい記者会見だった。「座して死を待つ」心境も嘘っぽい。
fm
石原さんの目論見はカジノだったというのが2チャンネルの噂。彼と関係深いアキノ一族もカジノ構想の持ち主。カジノは後進性の証と思うが、彼らには先進性と映るらしい。カジノの邪魔になる市場を退かせようというのが元エロ本作家のセンスだと言うのだが。
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